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今年の“ロックの殿堂”候補が発表。エミネム、ベック、ライオネル・リッチーらが初ノミネート

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Photo: Kevin Mazur/WireImage

2022年度の<ロックの殿堂(Rock & Roll Hall of Fame)>入りの候補全17組が発表となった。ノミネートアーティストは以下の通り;(右の数字はノミネーション回数)

ア・トライブ・コールド・クエスト / A Tribe Called Quest  *1
ベック / Beck *1
カーリー・サイモン / Carly Simon *1
ディーヴォ / Devo *3
ディオンヌ・ワーウィック / Dionne Warwick *2
ドリー・パートン / Dolly Parton *1
デュラン・デュラン / Duran Duran *1
エミネム / Eminem *1
ユーリズミックス / Eurythmics *3
フェラ・クティ / Fela Kuti *2
ジューダス・プリースト / Judas Priest *3
ケイト・ブッシュ / Kate Bush *3
ライオネル・リッチー / Lionel Richie *1
MC5 / MC5 *6
ニューヨーク・ドールズ / New York Dolls *3
パット・ベナター / Pat Benatar *2
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン / Rage Against The Machine *4

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Eminem – Higher (Official Video) Explicit

今年デビュー作『The Slim Shady EP』が発売25周年を迎え、ロックの殿堂入りの資格を得た1年目にしてノミネートを果たしたエミネムをはじめ、ベック、デュラン・デュラン、ライオネル・リッチー、ア・トライブ・コールド・クエスト、カーリー・サイモン、ドリー・パートンらも今回が初ノミネートとなる。

また、2020年にも候補に選出されたパット・ベナターに加え、ディオンヌ・ワーウィックとフェラ・クティは今回で2度目、MC5は6度目、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンは4度目、その他のアーティストはすべて3度目のノミネートとなる。

Beck – Uneventful Days

今年の候補者に選ばれた17組のアーティストの中から、アーティスト、業界関係者、歴史学者らで構成される1,000人以上の審査員によって、新たに殿堂入りするアーティストが決定する。

“Rock And Roll Hall Of Fame”のウェブサイトやクリーブランドにある“ロックの殿堂”博物館では、4月29日まで一般投票も受け付けており、一般投票でTOP5にランクインしたアーティストにはそれぞれ1票ずつ上乗せされる。

2022年度の<ロックの殿堂>入りアーティストは今年5月に発表され、式典は今秋頃に開催される予定だが、現時点で会場などの詳細は明かされていない。

昨年は、ジェイ・Z、ゴーゴーズ、ティナ・ターナー、フー・ファイターズ、キャロル・キング、トッド・ラングレンらが殿堂入りを果たし、ロックンロールの殿堂財団のジョン・サイクス会長は次のように述べていた。

「この多様で才能溢れる殿堂入りアーティストたちは、若者文化のサウンドを創造したアーティストを称えるというロックの殿堂の継続的な取り組みを反映しています」

Written By By Rhian Daly



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