ピート・タウンゼントのソロデビュー盤発売45周年記念、リマスター/未発表音源収録のデラックス盤が発売

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オリジナル・リリース(1972年)から45年周年を迎えるピート・タウンゼントのソロ・アルバム『Who Came First』が、未発表音源を含むリマスター/デラックス・エディションで2018年4月に発売が決定した。


 

『Who Came First』は、ピート・タウンゼントの最初のソロ・アルバムとして1972年にリリースされた。インドの伝道師ミハー・ババに対する敬意を込めてピートが制作した2枚のプライヴェート・プレス盤(『Happy Birthday』と『I Am』)の収録曲、そして、ザ・フーの未完のコンセプト・アルバム『Lifehouse』のために作られたデモで構成されていた(『Lifehouse』のためにピートが用意したそれらの楽曲の一部は、ザ・フーの傑作の一つに数えられる『Who’s Next』に使用されている)。

同作の45周年を記念してリリースされる今回の2枚組/拡張版には、新たに制作されたエディット・ヴァージョン、別ヴァージョン、ライヴ・トラックなど、ここで初めて陽の目を見る8トラックが併せて収録されている。ジャケットには、8面開きのデジパック・スリーヴを採用。また、付属のブックレット(全24ページ)にはレコーディング・スタジオで撮影されたピートとミハー・ババの写真、ピート・タウンゼント自身が書き下ろした長文のライナーノートが掲載。さらに1972年にリリースされた『Who Came First』のオリジナル盤に付いていたポスターも復刻されている。ジャケットに使用されているピートのポートレートはグレアム・ヒューズが撮影したもので(ザ・フーの『Quadrophenia』のジャケット写真を撮影したのもこのヒューズである)、45周年記念盤のリリースに当たって、この写真もまたアップデートされている。

今回、『Who Came First』のリマスターを担当したのは、ピート・タウンゼントとザ・フー関連作のリイシューに長く関わってきたジョン・アストリーで、作業にはオリジナル・マスター・テープが使用されている。ディスク1にはオリジナル盤所収の9曲をリマスター音源で収録。ディスク2は未発表音源や別ヴァージョン、ライヴ・トラック等で構成されている。


ピート・タウンゼント『Who Came First (45th Anniversary Edition)』
発売日:2018年4月20日

価格:3,600円+税
品番:UICY-15729/30
形態:CD2枚組
日本盤のみ:SHM-CD仕様、英文ライナー翻訳付/歌詞対訳付

<収録曲>
ディスク1
1. ピュア&イージー / Pure and Easy
2. エボリューション / Evolution
3. フォーエヴァーズ・ノー・タイム・アット・オール / Forever’s No Time At All
4. レッツ・シー・アクション / Let’s See Action
5. タイム・イズ・パッシング/ Time Is Passing
6. ゼアズ・ア・ハートエイク・フォロウイング・ミー / There’s a Heartache Following Me
7. シェラトン・ギブソン / Sheraton Gibson
8. コンテント / Content
9. パーバーディガー / Parvardigar

ディスク2
1. ヒズ・ハンズ / His Hands
2. シーカー(2017エディット) / The Seeker (2017 edit)
3. デイ・オブ・サイレンス / Day Of Silence
4. スリーピング・ドッグ / Sleeping Dog
5. メリー・ジェーン(ステージA) / Mary Jane (Stage A)
6. アイ・オールウェイズ・セイ(2017エディット)/ I Always Say (2017 edit)
7. ビギン・ザ・ビギン(2017ミックス) / Begin The Beguine (2017 mix)
8. ババ・オライリィ(インストゥルメンタル) / Bara O’Reilly (Instrumental)
9. ラヴ・マン(ステージC) / The Love Man (Stage C) – 未発表
10. コンテント(ステージA) / Content (Stage A) – 未発表
11. デイ・オブ・サイレンス(オルタナティヴ・ヴァージョン) / Day Of Silence (Alternate Version) – 未発表
12. パーバーディガー(オルタナティヴ・テイク) / Parvardigar (Alternative Take) – 未発表
13. ナッシング・イズ・エヴリシング(アーリアー・テイク) / Nothing Is Everything (Earlier Take) – 未発表
14. ゼアズ・ア・フォーチュン・イン・ドウズ・ヒルズ / There’s A Fortune In Those Hills – 未発表
15. ミハー・ババ・イン・イタリア / Meher Baba In Italy – 未発表
16. ドラウンド(ライヴ・イン・インド) / Drowned (Live in India) – 未発表
17. エボリューション(ライヴ・アット・ロニー・レイン・メモリアル、ロイヤル・アルバート・ホール、ロンドン/2004年4月8日)/ Evolution (Live at Ronnie Lane Memorial)


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