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ビートルズ『Rubber Soul』スペシャルエディション発売:メンバーのコメントと後世への影響

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Cover: Courtesy of Apple

ザ・ビートルズが1965年に発表した歴史的アルバム『Rubber Soul』の拡張版スペシャル・エディションを発売した。

プロデューサーのジャイルズ・マーティンとエンジニアのサム・オケルが新たにミックスを手がけた本作には、新しいステレオ・ミックスとDolby Atmosミックスに加え、オリジナル・モノ・ミックス、キャピトルによるオリジナルUSアルバム版を収録。さらに、これまで未発表だったセッション音源やホーム・デモ、同時期に発表されたシングル「Day Tripper / We Can Work It Out」も追加されている。

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新たな『Rubber Soul』スペシャル・エディションは、未発表音源に、新ステレオ・ミックス、オリジナル・モノ・ミックス、キャピトルによるオリジナルUSアルバム版、そして同時期のシングル「Day Tripper / We Can Work It Out」を組み合わせたものである。アルバムが作られていく過程を、かつてないほど深く知ることのできる内容となっている。

 

メンバーのコメント

長年にわたり『Rubber Soul』を振り返るなかで、4人のメンバーはそれぞれ次のように語っている。

ジョン・レノン
「僕たちが完全に主導権を握った最初のアルバムだった」

ポール・マッカートニー
「『Rubber Soul』は、作っていて本当に刺激的なレコードだった」
「それまでの作品から大きく前進したレコードだった」

ジョージ・ハリスン
「『Rubber Soul』は、当時から僕のお気に入りのアルバムだった。僕たちが作ったなかで最高の作品だったと思う。良いアルバムを作っているという確信が、僕たちにはあった」

リンゴ・スター
「新たな出発となったレコード」
「作曲でも演奏でも、僕たちはそれまで以上に表現の幅を広げていた」
「さまざまな考え方や、いろいろな実験に対して心を開き始めていた」

 

スーパー・デラックス・エディションの内容

スーパー・デラックス・エディションでは、24点の初期セッション音源を聴くことができる。そのなかには、未発表テイク20曲と未発表ホーム・デモ3曲が含まれている。

「Day Tripper」や「We Can Work It Out」の初期ヴァージョンに加え、ジョン・レノンが残した楽曲のスケッチ「Little Girl」も収録される。「Little Girl」は、これまで一度も発表されておらず、その存在さえ噂されたことのなかった音源である。

各コレクションには、オリジナル・モノ・アルバム、キャピトルによるオリジナルUSアルバム版、1965年の両A面シングルも収録される。2CDおよび2LPのデラックス・エディションには、セッション音源のハイライト、デモ、シングルから厳選された楽曲が収められている。

4CDおよび5LPのスーパー・デラックス・エディションには、88ページのハードカバー・ブックが付属する。この書籍には、ポール・マッカートニーによる新たな書き下ろしのイントロダクションと、ジョン・レノン本人の言葉をもとに構成された前書きを掲載。ザ・ビートルズ解散後を含む、ジョンの生涯にわたる『Rubber Soul』についての発言がまとめられている。この2つの文章は、アルバムの制作と、作品が後世に与え続けている影響について、独自の視点を与えるものである。さらに、貴重な写真、アルバムの詳しい背景解説、各曲の解説も収録されている。

 

既成概念を越えた名盤と後世への影響

1965年12月3日に発売された『Rubber Soul』は、ザ・ビートルズの進化において、大きな転機となったアルバムだ。

ジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スターが、芸術面でも商業面でも頂点に達した驚異的な一年の終わりに発表された本作は、ポップ・ミュージックの既成概念を越え、作曲とレコーディングにおいて、より冒険的な姿勢を取り始めたバンドの姿を示していた。

アルバムは1965年10月から11月にかけて、4週間で録音された。『Rubber Soul』は、創作上の大きな分岐点に立っていたザ・ビートルズの姿を捉えた作品である。

「Drive My Car」「Norwegian Wood (This Bird Has Flown)」「Nowhere Man」「Michelle」「Girl」「In My Life」といった名曲を収録。ザ・ビートルズは新しい楽器、サウンド、録音技術を試し、ポップ・アルバムという長編形式をひとつの芸術作品として成立させる先駆けとなったと広く評価されている。

最初の発売から60年以上が経過した現在も、『Rubber Soul』は、ポピュラー音楽史を決定づけたアルバムとして評価され続けており、英紙『ガーディアン』は、本作を「最も簡潔で、最も完成度の高いビートルズのアルバムと呼ぶに足る作品」と評した。英紙『インディペンデント』は「彼らにとって初の真の傑作」と表現している。

その影響は、世代を越えて多くのアーティストに受け継がれてきた。ブライアン・ウィルソンは後年、『Rubber Soul』について、「それまでに作られたどのアルバムにもないほど、すべての曲がひとつにまとまっていた、初めてのアルバムだった」と回想している。この体験が、ザ・ビーチ・ボーイズの『Pet Sounds』制作の着想となった。

ニルヴァーナのカート・コバーンはこの時期を「最も好きな時代」と呼び、ジョニ・ミッチェルは『Rubber Soul』について、「何度も繰り返し聴いたビートルズのアルバム」と語っている。近年では、ハリー・スタイルズやフィービー・ブリジャーズも、『Rubber Soul』から影響を受けたことを明かしている。

Written By uDiscover Team


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