グラス・アニマルズのニュー・アルバム『I Love You So F***ing Much』が7/19発売決定

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Glass Animals - Photo: Lillie Eiger (Courtesy of Republic Records)

グラス・アニマルズ(Glass Animals)が、4作目のスタジオ・アルバム『I Love You So F**king Much』を2024年7月19日にリリースすることを発表し、本作からのファースト・シングル「Creatures in Heaven」を解禁した。

全10曲を収録したニュー・アルバム『I Love You So F**king Much』は、全世界で1,200万枚以上のセールスを記録し、UKのバンドとして、全米シングル・チャートで5週連続1位という約30年ぶりの快挙を達成した世界的ヒット曲「Heat Waves」を収録した2020年の『Dreamland』に続く作品となる。

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1人のアーティストが作詞作曲・演奏・プロデュースを全て担当している楽曲としては2014年のファレル・ウィリアムスの「Happy」以来の全米No.1獲得となった「Heat Waves」は、フローレンス・ウェルチを含むポップ界の大物アーティストたちがこぞって、グラス・アニマルズのフロントマン、ソングライター、プロデューサーであるデイヴ・ベイリーと仕事をしたいと望むきっかけとなった曲でもある。

しかし、新作『I Love You So F**king Much』の誕生は実存的危機に面していた。新型コロナウィルスのパンデミックにより世界が封鎖される中、デイヴ・ベイリーは、彼らが新たに手にした世界的スターダムを受け入れることに苦悩していることに気づいたのだ。彼は当時の心境についてこう明かしている。

「人生は時に劇的に変化することがあるけれど、個人的なレベルではそれほど素早く変化に対応できないこともある。それで結局、(自分に起こっていることを)傍観者のように感じてしまう。そして、ある特定のタイプの人間、自分とは違う人間になることを求められ、期待される。でも…僕はどうすればいいのかわからなかった。自分が誰なのか、何が現実なのか、わからなくなるほど混乱したんだ」

カリフォルニア史上最大級の暴風雨の中、高台に建てられた木造家屋で崖の上に取り残されたことで、その感情が完全な存在危機にまで追い込まれた。強制的な孤立状態の中、木々が山を転げ落ちるのを眺めながら「死が迫っている」と思い込んだデイヴは、自分自身、宇宙、そして人間の経験、すなわち愛について問い始めた。自己を内省的な人間として受け入れるようになったデイヴは、「人間同士のつながりと愛は、他のどんなものよりもはるかに大きく、重要で、複雑なものだ」と悟ったのだという。

新曲「Creatures in Heaven」は、宇宙を背景にした10の親密な愛の物語を垣間見る、崇高なファースト・シングルだ。70年代のアナログ・シンセサイザーと広大なスケールのプロダクションを駆使した「Creatures in Heaven」は、“今この瞬間ここにいる?この瞬間にいて”という時間の中の“瞬間”をテーマにしているとデイヴは語っている。

「一瞬であろうと、1年であろうと、何であろうと、時間の中の一瞬は、非常に形成的で人生を変える力を持っている。たとえそれが終わったとしても、計画通りにいかなかったとしても、あるいは早すぎるくらいに終わったとしても、やっぱりとても美しいものなのです。その瞬間の中の愛や思いやりや感情は永遠に生き続ける。永遠に終わらないのです。あなたがそう考えるならね」

Written By Will Schube



グラス・アニマルズ『I Love You So F***ing Much
2024年7月19日発売
CD&LP / iTunes Store / Apple Music / Spotify / Amazon Music / Youtube Music



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