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ダークス・ベントリー、6/13発売の新作『Broken Branches』から「Standing in the Sun」を公開
米カントリー・シンガー・ソングライター、ダークス・ベントリー(Dierks Bentley)が、2025年6月13日発売予定のニュー・アルバム『Broken Branches』からの新曲「Standing in the Sun」を公開した。
カイル・スタロックが手掛けたこの新曲は、控えめなギターで始まり、ダークス・ベントリーの特徴的なザラついた歌声が歌詞を支える。やがて感情と感謝に満ちたフルサウンドへと展開していく。この曲のミュージック・ビデオは、先日、ナッシュビル郊外にあるダークスの農場で、日の出とともに一発撮りしたものだ。
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彼はこの曲について次のように語っている。
「これは僕自身では決して書けなかったであろう曲のひとつ。でも、この街(ナッシュビル)の誰かが書いてくれて、しばらくの間その“保護者(歌い手)”になれることが嬉しいんだ。愛というのはカントリー・ミュージックでは古典的なテーマだけど、カイルは僕にとって本当にパーソナルに感じられるような歌詞を書いてくれた。僕が感じるそのままなんだ。そして、サウンド面でも曲が日の出のように盛り上がっていくところが気に入っているよ。歌詞とのつながりも感じられる」
彼は、サビでこう歌っている。
Yeah, loving you is standing in the sun
Holding you is a heatwave
Burnin’ me up
Ain’t no way I’ll ever get enough
そうさ、君を愛するってことは太陽の下に立つこと
君を抱きしめると熱波みたいに
心が燃え上がる
君を求める気持ちは尽きない
ダークス・ベントリーにとって11作目のスタジオ・アルバムとなる『Broken Branches』には、全11曲が収録され、先行シングル「She Hates Me」は、既にカントリー・チャートで存在感を放っている。
サウンドを最も本質的な要素にまで削ぎ落としたというこの新作アルバムには、先行公開中の「Cold Beer Can」や「Well Well Whiskey」などに加え、ミランダ・ランバート、ジョン・アンダーソン、ライリー・グリーン、ステファン・ウィルソン・ジュニアとのコラボ曲も収録される。
また、このニュー・アルバムの発売を記念して、彼はこの夏、“Broken Branches Tour”を敢行し、新旧の人気曲を披露する予定だ。ツアーは現地時間5月29日にテキサス州オースティンで開幕し、カントリー界の注目の新星ザック・トップとザ・バンド・ルーラが同行する。日程などの詳細はダークス・ベントリーの公式サイトでご覧いただける。
Written By Will Schube
ダークス・ベントリー『Broken Branches』
2025年6月13日発売
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