――階下から、生演奏のベートーヴェンが響き渡るガラス棟の一室で、楽しげに水野は笑った。ザルツブルク・モーツァルテウム大学で指揮を学び、首席で卒業。在学中の2019年、ドイツ・グラモフォンからクラシック音楽界史上初のミックスアルバム『MILLENNIALS -We Will Classic You-』でデビュー。多彩な経歴のはじまりとなる恩師との出会いもまた、このフェスでのことだという。
2枚目のベートーヴェン・アルバム『BEETHOVEN -Must It Be? It Still Must Be-』のプロモーションは、すべてリモートになりました。自分のバンドで出演予定だったLFJも中止に。でも今考えれば、あの年あのアルバムを出せていなかったら、僕は何もできなかった。少なからずベートーヴェン・イヤーの活動ができたから、ベートーヴェンがいてくれたからこそ年を越すことができたという、感謝に似た実感がありました。
水野蒼生/Symphony No.5 1st Movement (LIVE at WWW)
――3枚目のアルバム『VOICE - An Awakening At The Opera -』が発売されたのは、そのちょうど一年後のことだ。「オペラと歌曲の現代的アップデート」を試みたこのアルバムで、水野は様々なジャンルで活躍するヴォーカリストをフィーチャリング。シューマンの危うさを見事に表現した〈献呈 feat. 君島大空〉や、友とタッグを組んだ表題作〈VOICE Op.1 feat. 角野隼斗〉で話題を呼んだ。
2021年に自身のバンド「水野電氣交響楽団」を結成、渋谷のライブハウスWWWにて開催したワンマンライブはソールドアウトとなった。2021年4月から2022年9月までNHKラジオ第一にてレギュラー番組「水野蒼生のミライのクラシック」パーソナリティを担当。これまでにクラシック音楽を再定義する革新的アルバムを3枚リリースし、3rdアルバム「VOICE -An Awakening At The Opera-」では角野隼斗、ROTH BART BARON、君島大空各氏ほかをゲストに迎え、さまざまな界隈で高い評価を得る。
2023年5月には自身が提唱する “超現代的新ロマン主義” をコンセプトにした初のオリジナルアルバム「HYPER NEO POST ROMANTHIC」をリリース。オーストリア国立ザルツブルク・モーツァルテウム大学の指揮専攻第一ディプロム(学部相当)を首席で卒業。
キースが本作を録音したのは、C.P.E.バッハの父親であるJ.S.バッハの音楽を好んで演奏していた時期のことで、『J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻』(1987年2月録音)、『J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲』(1989年1月録音)、『J.S.バッハ:フランス組曲』、キム・カシュカシャンとの『J.S.バッハ:ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ集』(ともに1991年9月録音)といったアルバムがECM NEW SERIESから過去に発表されている。
これまでの車と比べて車内の静寂性が向上したり、車をインターネットに繋げられるようになった事と、ストリーミングサービスの普及により非常に多くの音楽や映像コンテンツが流入し車内におけるコンテンツの楽しみ方が広がってきまして。そうして、よりよいカーオーディオ体験をお届けできるのではないか?といった流れによって生まれたのが、Dolby Atmos for Carsです。
齊田:近頃はDolby Atmos for Carsを採用していただく自動車メーカーさんが増えてきております。中国メーカーのNIO(ニオ)、理想汽車(リ・オート)をはじめ、メルセデス・ベンツやボルボからもドルビーアトモスに対応した車が販売されており、アメリカや中国を中心に増えている状況です。
──国内で買えるのかどうかも、気になります。
飯田:既にドルビーアトモス対応を発表された海外メーカーさんの車が間もなく国内で販売されると聞いています。まだ日本ではそのような形でしか手に入れられませんが、いずれ国内の自動車メーカーさんともご一緒させていただき、多くの方にDolby Atmos for Carsの魅力をお伝えできたらと思っております。
飯田:そうですよね。もともと車内というパーソナルな空間では家庭内ほど音量を気にする必要は無いという事に加えDolby Atmos for Carsならひとつひとつの音がちゃんと聴こえるように最適化されているため、フレーズによって細かく音量を調整する必要もほとんどありません。ダイナミックレンジの広い曲を聴くときも、ストレスフリーに楽しんでいただけると思いますよ。
Dolby Atmos for Carsを味わってみた
お話を伺ったうえで、実際にDolby Atmos for Carsを体験させていただいた。クラシックをはじめとした7曲を流していただいたが、その圧倒的な臨場感に驚きを隠せなかった。
今後Dolby Atmos for Carsが普及してきたら、車を走らせなくとも音楽を聴く・映画を観るためだけに車に乗る……といった楽しみ方が生まれるのではないだろうか。それに、クラシック音楽は車の走行音等のノイズがある環境では聴きづらかったため、このストレスを解決できる点もやはり魅力的だと感じた。走行環境・車種によって聴こえ方に多少の違いがあるかもしれないが、これまで以上に車でクラシック音楽を聴く楽しさが倍増することは間違いないだろう。
2023年5月6日に執り行われた、英国王チャールズ3世とカミラ王妃の戴冠式のすべての場面を収めたアルバム『The Official Album of the Coronation of Their Majesties King Charles III & Queen Camilla』(英国王チャールズ3世とカミラ女王の戴冠式—公式アルバム)が式典当日にリリースされた。1000年以上の歴史を持つ戴冠式が式典当日に全世界でデジタル配信が実現したのは、今回が史上初となる。
式典でひときわ注目を集めたのは、大英帝国勲章も受勲している英国の作曲家、アンドリュー・ロイド・ウェバーがこの日のために書き下ろした戴冠式賛歌「Make A Joyful Noise」。英国王立空軍のファンファーレ・トランペッターズが奏でるオープニングとエンディングのファンファーレ、ウェストミンスター寺院聖歌隊の歌声と、戴冠式オーケストラの伴奏によって録音されている。
ドラムはAnswer to Rememberを率いる傍ら、くるりなど数多くのアーティストのライブ、作品に参加している石若駿。KIRINJIのベースとして活動、他にも多くのアーティストのライブや作品で演奏をするベーシストの千ヶ崎学。あいみょんやSuperfly等のライブや作品に参加しているギタリストの八橋義幸。TVアニメ「ピアノの森」で雨宮修平のピアノ演奏を担当したピアニスト髙木竜馬。そしてNHK交響楽団の選抜メンバーがストリングスを担当。また、「青のオーケストラ」の主人公青野一役の演奏シーンを担当した、ヴァイオリニストの東亮汰も参加している。