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ピアニスト、ヴィキングル・オラフソンの新作『J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲』リリース決定

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ピアニスト、ヴィキングル・オラフソンによるニュー・アルバム『J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲』が10月6日(金)にリリースされることが決定した。本日よりアルバムから先行シングル「アリア」のデジタル先行配信がスタート。

J.S. Bach: Goldberg Variations, BWV 988 – Aria

現在、ストリーミング総再生回数6億回越えを記録しているアイスランド出身のピアニスト、ヴィキングル・オラフソン。伝統的なコンサート・ピアニストであると同時にコンテンポラリー音楽にも活動も広げ、世界中の聴衆の想像力をかき立てる音楽で広く知られている。

2016年にドイツ・グラモフォンと契約を結んで以来、2019年英グラモフォン賞「アーティスト・オブ・ジ・イヤー」、2020年ドイツ「オーパス・クラシック賞」器楽録音(ピアノ)部門など世界的な音楽賞を受賞し、わずか数年で現在最も注目されるピアニストの一人となった。

今作は、“アイスランドのグレン・グールド”(ニューヨーク・タイムズ紙)と評されたオラフソンがついに挑んだJ.S.バッハの大曲「ゴルトベルク変奏曲」を収録。オラフソンが全曲作品を録音するのは今回が初めてだが、バロック鍵盤芸術の最高峰とされるJ.S.バッハの傑作に、独自の音楽的ヴィジョンで新たな命を吹き込んでいる。

今作についてオラフソンは次のようにコメントしている。

ゴルトベルク変奏曲は、これまでに書かれた鍵盤音楽の中で最もヴィルトゥオーゾ的なもので、驚くほど見事な対位法の使い方、崇高な詩的表現、複雑な思索、深い哀感が無数に含まれています。シンプルで優美なアリアという質素な和声の枠組みの上に築かれた30の変奏曲の中で、バッハは限られた素材を、後にも先にもない無限の多様性に変えてみせています。バッハこそが、最高の鍵盤楽器ヴィルトゥオーゾであると思います」

オラフソンは2023-24年のシーズンを通して、6大陸で「ゴルトベルク変奏曲」を演奏する世界ツアーを予定している。今年12月には来日し、全国各地6公演(東京、札幌、浜松、大阪、名古屋)で「ゴルトベルク変奏曲」を演奏する予定になっている。

■公演情報

【東京】2023年12月2日(土)サントリーホール 大ホール
【東京】2023年12月3日(日)すみだトリフォニーホール 大ホール
【札幌】2023年12月6日(水)札幌コンサートホール Kitara 小ホール
【浜松】2023年12月8日(金)アクトシティ浜松 中ホール
【大阪】2023年12月9日(土)住友生命いずみホール
【名古屋】2023年12月10日(日)三井住友海上しらかわホール


■リリース情報

ヴィキングル・オラフソン『J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲』

2023年10月6日発売
iTunes / Apple Music / SpotifyAmazon Music


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