新進気鋭のチェリスト 佐藤晴真、デビュー・アルバムから「子守歌」先行配信スタート。MVも公開

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弱冠22歳のチェロ奏者、佐藤晴真のデビュー・アルバム『The Senses ~ブラームス作品集~』から、先行シングル「子守歌 作品49-4」の配信が本日、11月4日よりスタート。ミュージック・ビデオも公開された。

佐藤晴真は2019年、難関で知られるミュンヘン国際音楽コンクールチェロ部門において日本人として初めて優勝する快挙を果たし、現在、その将来が最も期待されるチェリストの一人。先日、名門ドイツ・グラモフォンよりデビュー・アルバムがリリースされることが発表された。デビュー・アルバムのタイトルは『The Senses ~ブラームス作品集~』。現在、佐藤晴真が留学中でもあるドイツの大作曲家ブラームスの作品が収録される。

今回、先行配信されたのは、世界中で愛され親しまれてきたブラームスの名曲「子守歌」。ミュージック・ビデオは、デビュー・アルバムのレコーディングが行われた東京都の稲城市立iプラザホールで撮影されたもので、ホールの客席をバックに奏でる佐藤晴真のチェロの音色は、全てを優しく深く包む込むような、心癒される映像に仕上がっている。

佐藤晴真のデビュー・アルバム『The Senses ~ブラームス作品集~』は11月25日に発売される。


■佐藤晴真プロフィール

現在、その将来が最も期待される弱冠 22 歳の新進気鋭のチェロ奏者。2019 年、長い伝統と権威を誇るミュンヘン国際音楽コンクール チェロ部門において日本人として初めて優勝して、一躍国際的に注目を集めた。18 年には、ルトスワフスキ国際チェロ・コンクールにおいて第 1 位および特別賞を受賞している。

名古屋市出身。 第 11 回泉の森ジュニア チェロ・コンクール中学生部門金賞、第 67 回全日本学生音楽コンクール チェロ部門高校の部第 1 位および日本放送協会賞、第 83 回日本音楽コンクール チェロ部門第 1 位および徳永賞・黒柳賞、第 13 回ドメニコ・ガブリエリ・チェロコンクール第 1 位、第 1 回アリオン桐朋音楽賞など、多数の受賞歴を誇る。すでに国内外のオーケストラと共演を重ねており、室内楽公演などにも出演して好評を博している。また、NHK テレビ、NHK-FM にも出演している。 18 年 8 月には、ワルシャワにて「ショパンと彼のヨーロッパ国際音楽祭」に出演。19 年 12 月には、本格デビューとなるリサイタル公演を成功裡に終える。

20 年はプラハ放送響、日本フィル、新日本フィル、東京フィル、京響など国内外のオーケストラに招かれており、「サントリーホール CMG オンライン」など室内楽にも積極的に活動している。これまでに、林良一、山崎伸子、中木健二の各氏に師事。現在は、ベルリン芸術大学にて J=P.マインツ氏に師事している。13 年度東京都北区民文化奨励賞。16 年度東京藝術大学宗次特待奨学生。18 年度ロームミュージックファンデーション奨学生。19 年度第 18 回齋藤秀雄メモリアル基金賞、20 年第 30 回出光音楽賞受賞。ベルリン在住。使用楽器は宗次コレクションより貸与された E.ロッカ 1903 年。弓は匿名のコレクターより貸与された F. Tourte。
(2020 年 8 月現在)


■リリース情報

『The Senses ~ブラームス作品集~』
佐藤晴真
2020年11月25日発売
CD/ iTunes / Amazon Music / Apple Music / Spotify

■収録曲
ヨハネス・ブラームス(1833-1897)
チェロ・ソナタ 第2番 ヘ長調 作品99
1. 第1楽章: Allegro vivace
2. 第2楽章: Adagio affettuoso
3. 第3楽章: Allegro passionato
4. 第4楽章: Allegro molto
5. メロディーが導くように作品105-1
6. 森に覆われた山の上から作品57-1
7. 死、それは涼しい夜 作品96-1
8. 子守歌 作品49-4
チェロ・ソナタ 第1番 ホ短調 作品38
9. 第1楽章: Allegro non troppo
10. 第2楽章: Allegro quasi Menuetto
11. 第3楽章: Allegro



 

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