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トラジカリー・ヒップ、1999年「New Orleans Is Sinking」ライヴ映像がYouTubeで初公開

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カナダを代表するロック・バンド、トラジカリー・ヒップ(The Tragically Hip)が、不朽の名曲「New Orleans Is Sinking」の伝説的なライヴ映像をYouTubeで初公開した。今回公開されたのは、1999年12月31日にトロントのAir Canada Centreで行われたパフォーマンスからのものとなる。

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「New Orleans Is Sinking」は、トラジカリー・ヒップにとってブレイクのきっかけとなった1989年のデビュー・アルバム『Up to Here』収録曲。同作からは、同曲に加え、「Blow At High Dough」という、カナダのロック・ラジオ・チャートでNo.1を獲得した2曲のヒット・シングルが生まれた。当時のメンバーは、ロブ・ベイカー(ギター)、ゴード・ダウニー(ヴォーカル)、ジョニー・フェイ(ドラム)、ポール・ラングロワ(ギター)、ゴード・シンクレア(ベース)。このアルバムによって、バンドは1990年のジュノー賞で新人賞にあたる“Most Promising Artist”にノミネートされた。

昨年、ロブ・ベイカーは「New Orleans Is Sinking」の弾き方を紹介するギター・チュートリアル動画を公開。伝説的なBathouse Studioで撮影されたこの映像の中で、彼は1980年代当時のバンドのリハーサル環境について、次のように振り返っている。

「80年代後半、たぶん87年か86年頃だったと思うけど、キングストン西部にある古い廃業した食肉保管庫をリハーサル場所にしていた。ライヴがない日は、ずっとジャム・セッションをしていたんだ。ある晩、“Shaking All Over”を演奏していたんだ。ステージで演奏したことは、ほとんどなかった曲だけどね。ひとつの曲を20分も演奏していると、まったく別のものに変わっていく。やがてゴード(ダウニー)が歌詞を歌い始めた。その曲は、いわば自然に出来上がっていったんだ。”New Orleans Is Sinking”ってね」

今年8月、トラジカリー・ヒップはライヴ・アルバム『Live July 22 – August 20, 2016』をリリース。バンドのリード・シンガー、ゴード・ダウニーが末期の脳腫瘍と診断された後に敢行した、バンド最後のカナダ横断ツアーから厳選された音源を収録した同作には、2016年8月20日に地元キングストン(オンタリオ州)で行われた最終公演での「Ahead By A Century」のパフォーマンスも収められている。

アルバムは、CBCが今年8月22日に『The Tragically Hip: A National Celebration』を再放送するとともに、世界同時ライヴ・ストリーミングを行った前日に発売された。まさに、バンドが最後のコンサートを行ってから10年という節目に届けられた記念碑的なリリースとなっている。

Written By Sam Armstrong


トラジカリー・ヒップ『Live July 22 – August 20, 2016』
2026年8月21日発売
iTunes Store / Apple Music / Spotify / Amazon Music / YouTube Music




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