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reDiscover:ステイタス・クォー初の全英1位獲得アルバム『Hello!』

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Quo

ステイタス・クォーの傑作10枚が、ユニバーサル ミュージック・カタログから発売されるレコード盤ボックスセット『The Vinyl Collection 1972-1980』として帰ってくる。

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私たちが愛するチャート常連のハード・ロック・バンド、ステイタス・クォーの名声を確立した作品集の中から3作品をここで再評価したいと思う。セットはまず1972年の『Piledriver』で始まり、最後に1980年の『Just Supposin’』で締めくくられる。それぞれの作品はオリジナル・テープからリマスタリングされ、オリジナルのジャケを使用し、限定ポスターが含まれている。LP収録曲すべてをデジタル・ダウンロード・コードを入力して入手可能である。

1973年発売の『Hello!』でステイタス・クォーは初めてUKナンバーワンの座を手にし、その年はイギリス人のメンバーにとって画期的な年になった。シングル「Paper Plane」の成功がきっかけとなり、ステイタス・クォーがよりハードなロック・サウンドになってから最初のトップ10入りとなった。

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最初の「Pictures Of Matchstick Men」と「Ice In The Sun」の人気、そして1971年にパイ・レコードからリリースされた『Dog of Two Head』のシングルでトップ20にランクインした「Mean Girl」からブランクを経て、やっとファンたちは彼らに“追いついた”。8月末には6枚目となるアルバムが発売された。

「Caroline」はその2年前にフランシス・ロッシとボブ・ヤングが書いた(“ずっとレコーディングをする時間がなくて、リリースしていない多くの曲が結構あるんだ”とロッシは話している)。その魅力的なブギー・ロックはゆっくりとUKトップ10へと登りつめた。その頃になると『Hello!』は同じランキング・ポジションでいきなりチャートに登場した。しかしそれはまだ始まりに過ぎなかった。1973年10月末、「Caroline」が5位にランクインした週、アルバムが1位を獲得した。そして1974年を迎えてもチャートに残り続けていた。

メンバー全員がセルフ・プロデュース・アルバムの曲作りに貢献した。アルバムからのシングルは「Caroline」だけだったが、バンドを代表する「Roll Over Lay Down」も収録されており、この曲は1975年に発売されたEP『Live!』のリード・トラックとしてヒットした。サウンズ誌は1973年にこう書いている、「ファンたちは彼らのその強引なロックン・ロール・ブランドを求めて何度も戻ってくる」。


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