クイーンの70年代の衣装を手掛けたデザイナー、ザンドラ・ローズがフレディとの出会いを語る

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ザンドラ・ローズは、70年代のイギリスでニューウェーブを生んだファッション・デザイナーのひとりとして、当時のロンドンを国際的ファション・シーンの最先端へと導いた人物だ。彼女は、その輝かしいキャリアにおいて、ダイアナ妃をはじめ、70年代初頭には、短期間ながら、永久的に記憶されることになるクイーンとのコラボレーションなど、多くのセレブリティたちの衣装デザインを手掛けてきた。

「ブライアン(・メイ)かフレディ(・マーキュリー)のどちらかから電話をもらいました。どっちだったかは思い出せないのですが」とザンドラ・ローズが語るuDiscoverの独占インタビューを収めた動画は下記よりご覧いただける。

 

「それからある日の夕方6時頃に、彼らがロンドンのスタジオまで私を訪ねてきたんです。フレディは自由な精神の持ち主ですから、私が普段女性服のデザインをしているとかは、特に関係なかったんでしょうね。彼は両性的にみせたいと考えていたわけでもなく、ただ純粋に素敵な衣装で着飾りたかったのだと思います」。

クイーンとザンドラ・ローズはすぐに意気投合し、彼女がデザインした煌びやかな衣装は、バンドを象徴するイメージとなった。

「私はフレディにこう言ったんです。“ここに並んでいる衣装を見て、気に入ったものを選んで”って」と彼女は回想する。

「そして“そこに鏡があるから、どれがあなたのステージでの姿にぴったりなのか見てみて”って言ったら、彼はもとはウェディングドレスの上着だったものを選んできました。付いていたレースははずしましたが、全面にプリーツ加工が施してあるものです。彼がステージでその衣装を着るようになってから、今では有名な、私たちを虜にしているあの魅力的な動きをし始めたんです」

インタビューの中盤で、 ザンドラ・ローズはブライアン・メイのためにつくった衣装についても明かしている。その中には、彼がメタリックのスカーフと組み合わせていた羽袖がついたボレロ・ジャケットがある。彼女は後に、クイーンが彼女の衣装でバンドの歴史的なステージに立つのを目撃している。

「彼らがアールズ・コートでライヴをやるからってチケットをくれたんです。フレディがステージ上であの衣装を着ているのを見るのはとても感動的でした。超満員で、最高のショーでした」

世界屈指のファッション・デザイナーの1人として長年活躍するザンドラ・ローズは、英国が誇る最も偉大なバンドのひとつと一緒に仕事ができたことを誇らしげに振り返る。

「私とブライアン、そしてファンの皆さんとの関係性が深まったのは、フレディが亡くなった後からでした。ファンの皆さんに、いつもあの有名なプリーツの衣装を着たフレディの写真にサインを頼まれるんです。私がいつもサインするのが、クイーンの作品の、あの衣装の写真だというのは、私にとって何よりの褒め言葉なんです。クイーンには一切偽りがありません。彼らは自分たちイメージを作り上げるのと全く同じ様に、彼らのサウンドを作り上げていました。彼らのイメージづくりに関わることができて、またそれを私の作品として残せたことはとても幸運だったと思います」

Written By Tim Peacock



 

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