フレディ・マーキュリーのボックス・セット『Never Boring』10月に発売決定。ラミ・マレックが寄せたコメントも到着

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象徴的。無比。掛け替えがない。だが決して、決して飽きさせることがない。フレディ・マーキュリーの精神は、忘れることのできない彼の生涯と同じように、今日のポピュラー音楽界においても尚、その中心に存在している。伝記映画『ボヘミアン・ラプソディ』の全世界興行収入が10億ドル(約1,060億円)近くに達し、世界的に目覚ましい成功を収めたことは、クイーンの究極のロック・フロントマンとして君臨したフレディの存在感を改めて示す強力な証拠となった。そして今回、彼の音楽の才能と情熱とを余すところなく網羅し、ポップから、オペラ、さらにその先の世界へと踏み込んだ、忘れることのできない痕跡を紹介する、二つとない素晴らしい作品がリリースされる。

2019年10月11日、ハリウッド・レコード(北米)及びマーキュリー・レコード(北米を除く全世界)からリリース予定のボックス・セット『Never Boring (ネヴァー・ボーリング)』は、フレディ・マーキュリーの音楽、ヴィジュアル、書き言葉と話し言葉から、特別に選び抜いた素材を一堂に集めた初の作品だ。これは、死後30年近く経った今でも、フレディがこれほどまでに愛される存在である理由について、新旧ファンの記憶を呼び起こすためのコレクションである。フレディが、シンガー兼ソングライターかつパフォーマー、そして人間として類い稀であったということを思い出させてくれる、このボックス・セット。彼のソロ作品の数々をまとめたこの特別なコレクションには、彼の持っていた特別な魔法が永続的な形で収められている。

本作は、クイーンで長年サウンド・チームを務めてきたジャスティン・シャーリー=スミスと、クリス・フレドリクソン、ジョシュア・J・マクレイが細心の注意を払って編集・制作を担当。彼らは映画『ボヘミアン・ラプソディ』の公式サウンドトラック・アルバムでも共同プロデュースを行っている。2018年から2019年にかけて、最大級の売り上げを記録し大ヒット作となった同映画のサントラは、2018年11月のリリース以来、全英チャートで上位をキープしており、米国ではクイーンのアルバムとしては、この38年間で最高のセールスを記録した。

入手可能な限り最高のオリジナル音源を元にした、今回の『Never Boring』完全版コレクションに含まれているのは、全32曲収録の3枚組CDの他、プロモーション・ビデオとインタビューを収録したBlu-rayとDVD、 120ページに及ぶ10インチ四方サイズのハードカバー写真集(写真の多くは希少かつ未公開)、フレディ自身の見解や名言から選んだ引用文、そして20世紀フォックス映画『ボヘミアン・ラプソディ』でフレディ役を演じ、オスカーを獲得したラミ・マレックによる序文だ。また、フレディの画像と、共感覚アーティストのジャック・コールターが楽曲「Mr. Bad Guy」に触発されて制作したオリジナル作品を含む、両面ポスターも封入されている。

3枚組CDのうち1枚目は、フレディの偉大なソロ・パフォーマンスの多くを新たにまとめた12曲入りコンピレーション(ベスト・アルバム)。2枚目は、アルバム『Mr. Bad Guy』を新しくミックスし直した11曲入りのスペシャル・エディション。そして3枚目は、フル・オーケストラをフィーチャーした、2012年発表の9曲入りアルバム『Barcelona (バルセロナ)』スペシャル・エディションだ。フレディのプロモ・ビデオや、彼がモンセラート・カバリェと共演したステージ・パフォーマンスが収められているBlu-rayとDVDのうち、8本の映像はオリジナルの35mmフィルムから苦心して新たに組み直したもので。視覚的にも音的にもこれまでで最高の品質を提供している。

またこの3枚のアルバムは、CD盤、海外ではアナログ・レコード盤もリリースされ、さらにダウンロード版及びストリーミング・サービスを通じて、それぞれ個別に購入・聴くことも可能だ。

ボックス・セット『Never Boring』に収録されている曲とプロモーション・ビデオの多くは、独ミュンヘンでアルバム『Mr. Bad Guy』をレコーディングしていた1984年後半から、1988年10月8日にバルセロナのモンジュイックの丘で開催された特別フェスティバルに出演した際、フレディ最後のステージ・パフォーマンスまでの間にレコーディングされたものとなっている。このフェスは、スペインの国王夫妻臨席のもと、バルセロナでオリンピック旗の歓迎セレモニーが行われた際に、特別に開かれた公演であった。

「様々なアイディアが湧き上がっていたんだ」と、かつてフレディは説明していた。「探求したい音楽の分野が沢山あって、それはクイーン内ではあまりやれないことだったんだ。例えばレゲエのリズムを扱いたいと思ったりね。実際、何曲かオーケストラと一緒にやったりもしたよ」。

今回のボックス・セット、および1CDの『Never Boring』には、近年発掘され、インターネットで話題を呼んだ、デイヴ・クラークのプロデュースによるトラック「Time Waits For No One」が含まれている他、一度聴くと病みつきになる隠れた名曲「Love Me Like there’S No Tomorrow (明日なき愛)」などが収められ、不朽の名声を与えられている。

 

『Never Boring』と「Mr. Bad Guy』に収録されている“2019年スペシャル・エディション”の全トラックでは、サウンド・チームであるジャスティン・シャーリー=スミス、ジョシュア・J・マクレイ、クリス・フレドリクソンが、入手可能な最高のオリジナル素材を使用。以前リマスターとミックスが施されたテープではなく、オリジナルのマルチ・トラックテープに立ち返り、フレディのオリジナル・ヴァージョンに忠実な新しいミックスを構築。フレディが生きていた1980年代には元来使えなかったかもしれない時間とリソースとテクノロジーとを活用した。そのすべてにおいて、フレディの驚異的なボーカル・レンジを見せつける、究極のクオリティのオリジナル音源が提供されている。

アルバム『Barcelona』スペシャル・エディションは、同様の方法で2012年に作り直されていたが、多くの人が当時見落としていたのは2012年版では以前のインストゥルメンタル・トラックを、オリジナル・アルバムで使用されていたシンセサイザーやドラム・マシーンではなく、新たに生のシンフォニック・オーケストレーションとパーカッションに置き換えていたことだった。

クイーンのオーケストラ・アレンジャーを務めるスチュアート・モーリーの手により特別にアレンジが施され、80人編成のプラハ・フィルムハーモニック管弦楽団が交響曲のスコアを奏でる一方、クイーンのロジャー・テイラーの息子であるルーファス・テイラーが「The Golden Boy」と「How Can I Go On」でドラムを演奏。ジョン・ディーコンもまた後者でベースギターを担当している。アルバム『Barcelona』スペシャル・エディションは今、フレディとモントセラートのファンに再発見されるのを待っているところだ。

 

オーディオ・トラックを再構築した時と同様の細心の注意を払って、フレディの全オリジナル・プロモーション・ビデオも、今回復活を果たしている。 フレディのオリジナル絵コンテから新たにプロモ・ビデオを作成し直すため、プロモのうち8本は、オリジナルの35mmで撮影されたラッシュフィルムから完全に再構成を行い、可能な限りベストな解像度と音質を提供。そのため、チームは全てのラッシュフィルムを調べて、フレディが最初に選んで使用した映像と完全に一致するものを見つけ出し、その後、当時使用されていた特殊効果を再現する必要があった。プロモのうちの幾つかでは、損傷または欠落したコマをアーティストが手作業で復元するなど、相当な補修作業も求めらている。

ボーナス・ビデオには、1987年5月にク・クラブ(現在のプリヴィレッジ・イビサ)にて生の観客を前に披露されたフレディとモンセラート・カバリェによる「Barcelona」の初演が含まれている。「The Great Pretender」のエクステンデッド・ヴァージョンには、非常にスペシャルなフレディのバッキング・シンガー達、つまりロジャー・テイラーと、ピーター・ストレイカー、そしてフレディ自身がドラァグ・クイーンに扮している舞台裏の映像も収録。さらに、フレディとデイヴ・クラークが「Time」について語るインタビュー映像も入っている。

 

「The Great Pretender」ではロジャー・テイラーがバッキング・ヴォーカルを務めているが、クイーンのメンバーによる『Never Boring』への貢献は、それだけに留まらない。ロジャーは「Love Kikks」でパーカッションも担当。同曲では、リード・ギターにブライアンメイ、リズム・ギターにジョン・ディーコンも参加している。また前述の通り、ジョンは「How Can I Go On」でもベースを弾いている他、ブライアンは「シー・ブロウズ・ホット&コールド」でギターを演奏している。 『Never Boring』のパッケージ全体に反映されているのは、フレディの多彩な趣味と人生に対する愛だ。彼自身はこうも語っていた。「二番目に良いもので満足する人もいるけれど、僕には無理だね。僕にとってそれは負けなんだ。ナンバー1を味わってしまったら、ナンバー1では物足りなくなる」

映画『ボヘミアン・ラプソディ』でフレディ役を演じ、世界中の主要な賞で最優秀俳優賞を獲得したラミ・マレックは、次のようにコメント寄せている。 「フレディは極端だった。彼は絶対的だった。彼は妥協を許さなかった。彼は100かゼロだった。フレディ・マーキュリーは、決して飽きさせることがなかったんだ。“Never Boring”は、あなたの人生にフレディの一部を連れてきてくれる。このコレクションがそばにあれば、フレディ・マーキュリーの音楽やイメージ、そして彼の人生の一端から、インスピレーションを与えてもらえると思うんだ。僕にとってそうだったようにね」

「皆に覚えておいてもらえたら嬉しいんだけれど、あなたの唯一無二の個性は天からの贈り物なんだ。そしてそれで何をするかは、あなたから世界への贈り物であるということ。フレディのように、台風の目の中にいながらにして笑うことだって出来るし、人生が悪い状況にあっても、そこに希望の兆しを見出すことに集中することだって出来る。大胆に生き、そして何より重要なこととして、“決して飽きることのない”人生を送ることって出来る、そうあってほしいと僕は願っているよ」。


フレディ・マーキュリー『Never Boring』
2019年10月11日発売
3SHM-CD+ブルーレイ+DVD

NEVER BORING – Best of Freddie Mercury

1. THE GREAT PRETENDER (2019 Special Edition)
2. I WAS BORN TO LOVE YOU From the album: Mr. Bad Guy – Special Edition
3. BARCELONA From the album: Barcelona – Special Edition
4. IN MY DEFENCE (2000 Remix)
5. LOVE KILLS (2019 Special Edition)
6. HOW CAN I GO ON (Single Version) From the album: Barcelona – Special Edition
7. LOVE ME LIKE THERE’S NO TOMORROW From the album: Mr. Bad Guy – Special Edition
8. LIVING ON MY OWN (Radio Mix)
9. THE GOLDEN BOY (Single Edit) From the album: Barcelona – Special Edition
10. TIME WAITS FOR NO ONE
11. SHE BLOWS HOT AND COLD (2019 Special Edition)
12. MADE IN HEAVEN From the album: Mr. Bad Guy – Special Edition

Mr. MR. BAD GUY – SPECIAL EDITION
1. LET’S TURN IT ON
2. MADE IN HEAVEN
3. I WAS BORN TO LOVE YOU
4. FOOLIN’ AROUND
5. YOUR KIND OF LOVER
6. MR. BAD GUY
7. MAN MADE PARADISE
8. THERE MUST BE MORE TO LIFE THAN THIS
9. LIVING ON MY OWN
10. MY LOVE IS DANGEROUS
11. LOVE ME LIKE THERE’S NO TOMORROW

BARCELONA – SPECIAL EDITION
1. BARCELONA
2. LA JAPONAISE
3. THE FALLEN PRIEST
4. ENSUEÑO
5. THE GOLDEN BOY
6. GUIDE ME HOME
7. HOW CAN I GO ON
8. EXERCISES IN FREE LOVE
9. OVERTURE PICCANTE



 

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