ヤングブラッド全英1位アルバム『weird!』発売後、初の公式シングル「fleabag」を公開

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Photo: UMG

ヤングブラッド(Yungblud)が、昨年12月に発売し自身初の全英アルバム1位となったアルバム『weird!』リリース後、初の公式シングルで、アグレッシヴなギター・サウンドが印象的な新曲「fleabag」を2021年8月19日に公開した。この曲は、彼がゲストとして番組ジャックしたBBC Radio 1で初オンエアされた。

ヤングブラッドは、これまでにトラヴィス・バーカー(blink-182)やマシン・ガン・ケリー、DJ/プロデューサーのマシュメロや米・歌姫のホールジー、ブリング・ミー・ザ・ホライズンやラッパーの24Kゴールデン、そしてアヴリル・ラヴィーンなど、様々な年齢・ジャンル・キャリアのアーティストからラヴ・コールがかかり、共作・共演を果たしている注目株だ。

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ヤングブラッドが、エイミー・アレン、アンドリュー・ウェルス、グレゴリー・アルディ・ハインらと共作し、アンドリュー・ウェルス、クリス・グレアッティ、マイク・クロッシーと共同プロデュースを手掛けた「fleabag」は、ヤングブラッドがアーティストとしてのアイデンティティを見失い、世間から批判されていると感じていることをテーマにしており、彼の根底にある芸術的な誠実さが表現されている。ヤングブラッドはこの新曲について次のように述べている。

「僕の周囲にいる多くの人々に、“僕はこうあるべきだ”という期待を持たれ、僕にとっては本当に辛い時期に‘fleabag’を書いた。正直言うと、この曲は人々が僕を批判し、打ちのめそうとしているのにはもうウンザリだよ、っていうメッセージなんだ。僕は大きな疎外感を抱いていましたし、とても孤独だった」

「周囲の人々に自分のあるべき姿を期待されたり、彼らが理想とする自分のあり方を押し付けられたりすると、脳が混乱してしまう。“彼らが正しいのかもしれない、彼らは僕にとって何がベストなのかを知っているのかもしれない、僕は自分を変えるべきなのかもしれない”と考え始めてしまうから。でも結局は、自己表現とどんな状況下でも自分自身であり続ける権利は、自分が持っている最高のものなんだ、ということを心底信じてて、それが僕の思想全体を構築する基盤となっている。自分をどう表現するかは、自分以外の誰にも決められない。輝いていて、美しくて、呼吸するだけで個性的なんだ」

「この曲は反撃の歌。世間への反撃、友人たちへの反撃、家族への反撃、そして一部のファンへの反撃。僕は僕であり、僕がやりたいのは愛を広め、心で導くこと。僕はいつも人々に“自分らしくあれ”と言ってきたけど、時には自分自身でそのメッセージを思い出さないと」

ヤングブラッドは、この曲のサビで、誰も本当の自分を愛してくれないのなら、この世界から消え、自分自身が変わればいいのだ、とこう歌っている。

Cause I’m just a fleabag, nobody loves me
Send me to rehab, somebody touch me
I’m not your monkey / I’m not your puppet
I’m just a fleabag, nobody loves me at all
俺は誰にも愛されないただの汚れた存在だから
矯正施設にでも入って、誰かに救ってもらうさ
俺はお前らの猿じゃない/俺はお前らの操り人形じゃない
俺は誰にも全く愛されないただの汚れた存在なんだ

Written By Larisha Paul



ヤングブラッド「fleabag」
2021年8月19日発売
iTunes / Apple Music / Spotify / YouTube Music / Amazon Music


ヤングブラッド『weird!』
2020年12月4日発売
日本盤CD(ボートラ6曲) / iTunes / Apple Music / Spotify / Amazon Music



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