Yaffle、新アルバム『After the chaos』から「Storm ft. KARÍTAS」の先行配信が開始。トラックリストも公開。

Published on

©Rob Walbers

人気のプロデューサー、トラックメイカーであるYaffleのニュー・アルバム『After the chaos』から「Storm ft. KARÍTAS」の先行配信が本日よりスタート。リリックビデオも公開された。

「Storm ft. KARÍTAS」は、Daughters of Reykjavík(ドーターズ・オブ・レイキャビック)のシンガー/ラッパーとして活動しているKARÍTASをフィーチャリング。アイスランドの嵐をイメージして書かれた作品で、個人的な動機で作り出されたものが次第に社会的な事象にも結びついていくというコンセプトに貫かれているという。

なお、今回、クラシックの名門レーベル、ドイツ・グラモフォンより2023年2月17日(金)にリリースされるアルバム『After the chaos』のトラックリストも公開となった。

『After the chaos』は、CeaseTone、KARÍTAS、RAKELをはじめとするアイスランドの注目アーティストとコラボレーションした作品や、ヴァイオリニストの石上真由子やクラリネット奏者のコハーン・イシュトヴァーンなど、クラシック音楽の最前線で活躍する若手アーティストたちも参加。さらに、Yaffleのアーティスト・プロジェクト第1弾として2018年にオランダのシンガー・ソングライター Benny Singsとともに作り上げ、リリースされた「Empty Room ft. Benny Sings」のリワークを含む計10曲が収録されている。

クラシック音楽を自身の原点として大切にしてきたYaffleがポスト・クラシカルに向き合い制作した新作『After the chaos』は、Yaffle自身の個人的なノスタルジアが込められた私小説的アルバムであると同時に、疫病や戦争に覆われた混沌(カオス)の時代へのメッセージも秘められている。混迷の2020年代の音楽を語るうえで欠かすことのできないアルバムがここに誕生した。


■リリース情報


Yaffle『After the chaos』
2023年2月17日配信
CD予約 / iTunes / Apple Music / Spotify / Amazon MusicYouTube Music

[収録曲]
1. Stay in the light ft. RAKEL
2. as a human
3. Alone ft. CeaseTone
4. From Me To You
5. Storm ft. KARÍTAS
6. Brown rain
7. Mercy through the Clouds
8. Empty Room ft. Benny Sings – rework
9. You don’t have to feel more pain
10. Stay in the light ft. RAKEL (reprise)


Yaffle, CeaseTone「Alone」
2022年11月25日配信
iTunes / Apple Music / Spotify / Amazon Music / YouTube Music


Yaffle「Mercy through the Clouds」
2022年12月16日配信
iTunes / Apple Music / Spotify / Amazon MusicYouTube Music

■アーティスト情報

Yaffle(ヤッフル)プロフィール

TOKAのプロデューサーとして、藤井 風やiri、SIRUP、小袋成彬、Salyu、eill、adieuなどの楽曲をプロデュース。 2020年9月、欧州各地のアーティスト計8名をゲストに迎えた1stアルバム『Lost, Never Gone』をリリース。国内外で高い注目を集める。2021年10月に発売されたポケモン25周年を記念したコンピレーション・ アルバムには唯一の日本人アーティストとして参加。映画音楽の制作も担当しており、『ナラタージュ』(17)、『響-HIBIKI-』(18)、『キャラクター』(21)などの作品のほか、サウンドトラックを手がけた『映画 えんとつ町のプペル』(20)ではアニメーション界のアカデミー賞と呼ばれる第49回アニー賞で最優秀音楽賞にノミネート。

■フィーチャリング・アーティスト情報

CeaseTone(シーズトーン)

アイスランドのシンガーソングライター、マルチ・インストゥルメンタリスト、プロデューサー、Hafsteinn Þráinssonによるプロジェクト。2015年に音楽活動を開始、Daði Freyr, Ólafur Arnalds, Axel Flóvent, Jói Pé & Króliといったアーティストとも仕事をした経験を持ち、アイスランドのインディー/ヒップホップ・シーンに深く関わるアーティスト。

KARÍTAS(カリタス)

2015年にDJとしての音楽キャリアをスタート。2018年初めからは、Daughters of Reykjavík(ドーターズ・オブ・レイキャビック)のシンガー/ラッパーとしての活動も並行して行う。このDaughters of Reykjavíkをきっかけに本格的に自身の音楽キャリアも開始し、ソロ・アーティストとしてもアイスランドの音楽シーンの注目を大いに集めることなる。ドリーミーな音景色と残酷なまでに正直な歌詞によって、彼女は若くして傷ついた心の有り様を真摯に表現しようとしている。

©Kaja Sigvalda

RAKEL(ラケル)プロフィール

アイスランド北部の小さな町アークレイリ出身、現在はレイキャビックを拠点とするミュージシャン/ヴォーカリスト。これまで様々なアーティストと共演し、2021年春には、EP『Nothing Ever Changes』をリリース。

2020年10月にリリースされた 1stシングル「Keeping Me Awake」は、ザ・レイキャビック・グレイプヴァイン誌に「映画のような傑作へと昇華していく、ポップとエレクトロニック・ビートのドリーミーかつエモーショナルな出会い」と称された。

2ndシングル「Our Favourite Line」は、アイスランドでチャート1位を獲得。今年初めには、友人でありミュージシャンのSalóme Katríne(アイスランド)とZAAR(デンマーク)と、スプリット・アルバム『While We Wait』をリリース。2021年、アイスランド音楽賞の最優秀新人賞ノミネートされている。

©Félice Hofhuizen 2021

Benny Sings(ベニー・シングス)

オランダ、アムステルダムのシンガー・ソングライター/プロデューサー。2003年にアルバム『Champagne People』でデビュー、極上のポップなメロディーと職人的かつマジカルなアレンジが魅力のポップマエストロとして日本でも人気が高い。最新作はMac DeMarcoやTom Mischが参加した『Music』で、2021年に名門Stones Throwからのリリース。Rex Orange County、Mocky、Free Nationals,、Kenny Beats、Mayer Hawthorneからスキマスイッチ、cero、安藤裕子、土岐麻子、TENDREまで数多くの国内外アーティストとのコラボ作品も発表している。www.bennysings.com



 

Share this story

Don't Miss

{"vars":{"account":"UA-90870517-1"},"triggers":{"trackPageview":{"on":"visible","request":"pageview"}}}
モバイルバージョンを終了