ザ・ウィークエンド、新ドラマのためにピンク・フロイドやプリンスから影響を得たサントラ制作中

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The Weeknd – Photo: Matt Winkelmeyer/GA/The Hollywood Reporter via Getty Images

ザ・ウィークエンド(The Weeknd)が、人気TVドラマ『ユーフォリア』で知られるサム・レヴィンソンが監督を務めるHBOの新ドラマ・シリーズ『The Idol』のために、ピンク・フロイドやプリンスからインスピレーションを得た公式サウンドトラックを制作中だ。

同ドラマは、2023年5月に開催されるカンヌ映画祭でのプレミア上映を経て、HBOが運営する映像配信サービス“HBO Max”で全米で6月4日から配信がスタートする(日本でもU-NEXTにて配信決定。配信日時は未発表)。

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ザ・ウィークエンドは、先日行われた Interview magazineの取材に対し、『The Idol』のサウンドトラックの制作において、彼がインスピレーションを受けたアルバムやアーティストについて明かしている。

「(ピンク・フロイドの)『The Wall』や(プリンスの)『Purple Rain』、(デヴィッド・)ボウイの音楽にインスパイアされたんだ。音楽が文字通り映画のストーリーを語っている“シャフト”のような作品からも影響を受けている。でも、僕はそれをネクスト・レベルへ持っていきたい。自分自身に挑戦したいし、ミュージシャンとして、過去最高の状態にあると感じている」

また、同インタビューの中で彼は、この『The Idol』のサウンドトラックがフル・アルバムになることも予告しており、「音楽を作ることにためらいはない。すでに立て込んでいるスケジュールに、別の要素が加わるだけさ」と語っている。

ザ・ウィークエンドは先週(4月12日)、自身のツイッターで同サウンドトラックのティーザーを公開した。スタジオのミキシング・コンソールの後ろに立つ彼が、ブースの中で演奏するストリングス・ミュージシャンを眺めているその短編映像は、「THE IDOL VOL. 1 💿 coming soon (double fantasy & jealous guy just a taste)」というキャプションと共に投稿されている。

『The Idol』は、6月4日の全米での配信リリースに先駆け、現地時間5月16日から27日まで開催されるカンヌ映画祭の「アウト・オブ・コンペティション」部門でプレミア上映される予定だ。

また、4月17日に公開されたばかりの『The Idol』の新たな予告編映像には、リリー=ローズ・デップ演じる新進気鋭のポップスター、ジョスリンが、ザ・ウィークエンド演じるクラブのオーナー、現代カルト教団のリーダーであるテドロスの助けを借りて、精神を蝕まれながらもスターダムにのし上がろうと奮闘する姿が映し出されている。

一方、今年3月、ザ・ウィークエンドは、Spotifyの月間リスナー数の最多記録となる1億人を達成したことを受け、ギネスワールドレコーズによって、“統計的に世界で最も人気のあるミュージシャン”に認定された。

Written By Rhian Daly


ザ・ウィークエンド『dawn FM』
2022年1月7日発売
国内盤CD / LPiTunes Store  / Apple Music / Spotify / Amazon Music / YouTube Music



ザ・ウィークエンド『After Hours』
2020年3月20日発売
CD&LP / iTunes Store /Apple Music / Spotify




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