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女性初、3度目のグラミー賞最優秀アルバム賞に輝いたテイラー・スウィフトが「Wildest Dreams」再録ヴァージョンをドリームワークス新作アニメに提供

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3月 15, 2021

Photo: Kevin Mazur/Getty Images for The Recording Academy

テイラー・スウィフト（Taylor Swift）が、アルバム『1989』（2014年）に収録されたパワーバラードの再録ヴァージョン「Wildest Dreams (Taylor’s Version)」をファンに向けて初公開した。同曲は、近日公開予定のドリームワークスによる長編アニメーション『Spirit Untamed』の新たな予告編に起用されている。

SPIRIT UNTAMED | Grammy Awards TV Spot Feat. “WILDEST DREAMS (TAYLOR’S VERSION)”

先日テイラー・スウィフトは、自身のインスタグラムライブで、「Wildest Dreams (Taylor’s Version) を“#SpiritUntamed”の新しい予告編に使ってくれてありがとう」というコメントと共にこの予告編映像を公開。

全米で2021年6月4日に公開予定の映画『Spirit Untamed』は、2002年にアカデミー賞にノミネートされた映画『スピリット（原題： Spirit: Stallion of Cimarron）」から始まった、ドリームワークス製作による人気アニメーション・シリーズの最新作だ。

同映画の公式サイトによると、新作『Spirit Untamed』は、“自分の居場所を探し求めている向こう見ずな少女ラッキー・プレスコットが、野生の馬との出会いにより、人生の同志を見つける物語”で、声優陣にはジュリアン・ムーア、ジェイク・ギレンホール、イザベラ・モナーらが名を連ねている。

オリジナル版「Wildest Dreams」は、テイラー・スウィフトがマックス・マーティン、シェルバック（同曲のプロデュースも手掛ける）と共作した楽曲で、アルバム『1989』からの5枚目のシングルだった。心地良いストリングスが特徴的な同曲は、運命的な恋に落ちた主人公のストーリーを歌い上げる高揚感のあるシンセポップで、全米TOP5入りのヒットを記録。この曲が映像作品に起用されるのは、今回が初めてではなく、今年初頭に公開されたNetflixのテレビドラマ『ブリジャートン家』のサウンドトラックにも、オーケストラ・ヴァージョンが収録されていた。

Taylor Swift – Wildest Dreams

また、日本時間3月15日（月）に開催された第63回グラミー賞で、“最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバム賞”（『Folklore』）、“年間最優秀楽曲賞”および“最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンス賞”など6部門にノミネートされていたテイラー・スウィフトは、アルバム『Folklore』で、『Fearless』、『1989』に続く自身3度目の“年間最優秀アルバム賞”を受賞し、女性アーティストとして史上初の快挙を達成。

また、授賞式のステージでは、今作コラボレーターであるジャック・アントノフ、アーロン・デスナーと共に、アルバム『Folklore』からの「Cardigan」と「August」、そして最新作『Evermore』からの「Willow」の3曲をメドレーで披露した。

Taylor Swift Wins Album Of The Year | 2021 GRAMMY Awards Show Acceptance Speech

この授賞式のパフォーマンスを前に、テイラー・スウィフトは次のように述べていた。

「この作品は、隔離生活やロックダウンが始まった当初から、私たち3人が共にしてきた冒険なので、本当に待ち遠しいです。（制作中に）私たちが同じ部屋で一緒に過ごせたのはたった一度きりでした。ですから、このように再び一緒に演奏できるのは本当に素晴らしいことです。共作者と一緒に音楽を演奏できることを、ただただ、心から嬉しく思っています。2度とそれが当たり前だと思うことはないでしょう」

加えて彼女は、3人が授賞式の前週から同じ家で隔離生活を送り、新型コロナウィルスの定期検査を受けていたことも明かしている。

[和訳] Taylor Swift – cardigan / テイラー・スウィフト – カーディガン [公式]

Written By Sophie Smith