テイラー・スウィフト「Love Story」の再録ヴァージョンが流れるマッチングアプリの動画広告が公開

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Photo: ACMA2020/Getty Images for ACM

テイラー・スウィフト(Taylor Swift)は今年11月から、2006年に発表したセルフ・タイトルのデビュー作、自身初の全米No.1アルバムとなった2008年の『Fearless』、グラミー賞を受賞した『1989』(2014年)を含む過去5作のアルバムの再レコーディングを進めている。

彼女は自身のSNS上で、ヒット曲「Love Story」の最新ヴァージョンが使われている、ライアン・レイノルズの制作会社“マキシマム・エフォート”が手掛ける最新動画広告の一部をを公開した。マッチングアプリ「マッチ」のプロモーション用に制作されたこの映像では、サタンが、焦げ茶髪の女性に扮した“2020年”と同アプリ上でマッチングし、愛を育んでいくという様子がユーモアたっぷりに描かれている。

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テイラー・スウィフトが2008年に発表した「Love Story」は、全米シングル・チャートで4位を記録、史上最も売れたシングルの一つとなり、若きカントリー・アーティストだった彼女に大きな成功をもたらした。

自身の恋愛経験を基に、友人や家族が認めてくれなかった男性との運命的なロマンスについて書いたこの曲は、世界で最も有名なラブストーリーの一つである、シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』からも着想を得ているという。

 

その他のテイラー・スウィフト関連のニュースとしては、ファンへのひと足早いホリデイ・ギフトとして、テイラー・スウィフト自身が監督を務める新たなライヴ・パフォーマンス作品『folklore: ロングポンドスタジオ・セッション』が公開された。

Disney+ (ディズニープラス)で独占配信がスタートしたこの作品では、テイラー・スウィフトが、新作『folklore』でのコラボレーターであるザ・ナショナルのアーロン・デスナー、ジャック・アントノフ(ブリーチャーず)、ジャスティン・ヴァーノン(ボン・イヴェール)と共に、ニューヨーク州北部のロングポンド・スタジオで同アルバムに収められた全17曲を演奏する様子が映し出されている。

新作『folklore』は、新型コロナ・ウイルスのパンデミックの中、今年初旬に3人のアーティストと共に密かにリモートで制作作業を進めた作品で、今回公開されたロングポンド・スタジオでのパフォーマンスは、事実上彼らの初共演であり、テイラー・スウィフトにとってもグラミー賞にノミネートされた同アルバムの初披露となった。

このライヴ作品『folklore: ロングポンドスタジオ・セッション』は、「テイラー・スウィフトの楽曲に宿る汚れのない瞑想のような感覚は研ぎ澄まされていくばかりだ」と評したニューヨーク・タイムズ紙や、「完璧な(予期せぬ)一足早いクリスマス・プレゼントだ」と率直に称えたNMEなど、早くも批評家の間で高い評価を獲得している。

Written By Sophie Smith



テイラー・スウィフト『folklore』
2020年7月24日発売 / 国内盤CD 8月7日発売
CD / iTunes / Apple Music / Spotify / Amazon Music




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