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スティーヴィー・ワンダー、人気司会者オプラの番組でアメリカの現状を憂う
オプラ・ウィンフリーのApple TV+インタビューシリーズ「The Oprah Conversation」の最新回に、音楽界のレジェンドであるスティーヴィー・ワンダー(Stevie Wonder)がゲストとして登場し、音楽、新型コロナウイルスの感染拡大、アメリカの人種問題、変化の実現などの話題について対談した。この模様はアメリカでは11月6日にApple TV+にて配信されている(日本では現時点11/7で未配信)
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— Stevie Wonder (@StevieWonder) November 5, 2020
番組の中で、オプラはスティーヴィーの長いキャリアで、不朽のヒット曲と音楽アイコンとしての数え切れないほどの文化的貢献を強調。また、彼女は、スティーヴィーがグローバル・シチズンによるオンライン・イベント「One World: Together At Home」で披露したビル・ウィザーズのヒット曲「Lean On Me」のカバーにかけて「私たちは今、何にすがることができると思いますか?」と質問すると、スティーヴィーはこう答えた。
「自分の心の中の善良さに、そこに頼るんです。今日の自分の行動が、自分の子供たちやその子供たちの未来にどう影響するのかを知ろうとしてください」
過去の歴史の中でトラウマや葛藤の裂け目を目の当たりにしてきた者として、スティーヴィーは現状についてこう語った。
「今は、これまで以上に危険な感じがします。残念ながら今のアメリカで起きているのは、愛が出ていき、ネガティブなものが入ってくることを許してしまったことで、以前のように他の国から尊敬されない国になってしまったということです」
オプラはまた、今のアメリカが「壊れやすい10年」にあると思うかどうかを尋ねると、「間違いない」とスティーヴィーは答え、自由の女神の台座に刻まれた碑文を引用してこう語った。
「最も重要なのは、人々が話題にする国ではなくなってきているということです。自由の国、勇者の故郷、“疲れを与え給え”などを語ることができますが、今やそれを嫌う人たちがいます」
「どのような民族であるか、どのような肌の色をしているかは私は気にしません。私にとって盲目であることの素晴らしい点は、色は見えないが精神は見えるということです。もしあなたの精神が正しくなければ、私はそれを感じることができるのです」
スティーヴィー・ワンダーは最近活動休止から復帰し、10月にはラプソディ、コーデー、チカ、バスタ・ライムスをゲストに迎えた「Can’t Put It in the Hands of Fate」と、ゲイリー・クラーク・ジュニアを迎えた「Where Is Our Love Song」の2枚のニューシングルをリリースしている。
Written By Larisha Paul
スティーヴィー・ワンダー新曲2曲同時配信
2020年10月13日配信
「Can’t Put It in the Hands of Fate feat. Rapsody, Cordae, Chika & Busta Rhymes」
iTunes / Apple Music / Spotify / Amazon Music
「Where Is Our Love Song feat. Gary Clark Jr」
iTunes / Apple Music / Spotify / Amazon Music
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