インエクセス(INXS)の楽曲をフィーチャー、ダンテ『神曲(地獄篇)』を再構築した短編映像が配信開始

Published on

Photo courtesy of INXS

故マイケル・ハッチェンスのカリスマ性とそのサウンドで人気を博し、全世界で5000万枚のセールスを記録した オーストラリアのバンド、インエクセス(INXS)。そんな彼らの楽曲をフィーチャーしたショート・フィルム『Original Sin – The Seven Sins』がストリーミング・プラットフォームVeepsにて日本時間7月17日午前8時より48時間限定で独占配信で公開されることが発表となった。(*配信チケット購入はこちら:英語 )

この『Original Sin – The Seven Sins』は、失恋したヒロインが七つの罪を乗り越えながら尊い「希望」を求めて旅をするという現代的なラブ・ストーリー。物語はインエクセスの楽曲と共に綴られていき、最終的には若いヒロインが真実の愛を見つけ、彼女と共にこの世界も癒されることになる。またこの公開に合わせてサウンドトラック・アルバムも発売となった。

<関連記事>
インエクセスの20曲:世界的成功とマイケル・ハッチェンスの悲劇的な死
オーストラリアから世界へ羽ばたいたINXS(インエクセス)の軌跡
INXS、自身初の全英No.1アルバム『Welcome To Wherever You Are』

映画の内容

この映像作品はエイミー・ティンカムが監督、インエクセスが所属するペトロール・レーベルの創設者/エグゼクティブ・プロデューサーのクリス・マーフィの情熱的なサポートで制作された。クリス・マーフィは、今年の初めに亡くなってしまったため、これは彼にとって生前最後のプロジェクトとなった。

『Original Sin – The Seven Sins』は、イタリアの作家ダンテ・アリギエーリの『神曲』の一遍である『地獄篇 (Inferno)』と「煉獄の七つの大罪」 (高慢、嫉妬、憤怒、怠惰、貪欲、暴食、愛欲) を巡る精神的な旅を土台としながら、女性の主人公ジェーンの視点からダンテの物語を新たに描き出している。21世紀の人物であるジェーンは新型コロナウイルスの流行の中で孤立しているが、自らの正しさを証明する手段と愛を探し続けている。七つの罪の壮大な物語は、作品全体を通して色彩、音響、イメージ、動きの狂想曲によってつなぎ合わされている。ヒロインは七つの罪を経験するが、最終的には愛する人と巡り会う。そして2人の愛は本人たちだけでなく、周りの世界をも癒していく。

このショート・フィルムは脚本がなく、最小限のナレーションで構成され、語られるのはインエクセスの歌と音楽にインスパイアされた孤独と愛の物語。若い女性が七つの罪を通じて真の愛にめぐり逢い、自らの心を癒していくというお話だ。

『Original Sin – The Seven Sins』で主役を務めているのは、イマジン・ドラゴンズの「Bad Liar」のミュージック・ビデオで一躍脚光を浴びた有名女優/ダンサーのオータム・ミラー、そしてシンガー・ソングライター、プロデューサー、名作『スーパーフライ』の2018年のリメイク版の主役や『Grown-ish』や『アメリカン・クライム』といったドラマシリーズに出演した俳優という三つの顔を持つトレヴァー・ジャクソンだ。

ミラーとジャクソンは、個人的にも社会的にも多くの危険にさらされている時代の中で愛と救済を求める人間の不屈の精神を象徴している。また、11歳でパリ・オペラ座バレエに入団し、現在はシカゴのジョフリー・バレエ団に所属する天才児ファブリス・カルメルズが「天使」の役を演じ、ひとつひとつの罪をパフォーマンスで表現している。

サントラも配信に

さらに、全13曲を収録した『Original Sin – The Seven Sins』のサウンドトラック・アルバムも配信された。このアルバムにはインエクセス関連の楽曲が多数収録されつつ、バンドの代表曲を新たな解釈でリメイクしたニュー・ヴァージョンも収められている。

オーストラリアの女性シンガー、ジョージ・アリスが吹き込んだ刺々しい「Suicide Blonde」、世界的な人気を得ているエレクトロ・ポップのスター、ロアンによる、この世のものとは思えないフランス語のリード・ヴォーカルが聴ける「Mystify」は、ともにその一例である。

エリック・バードン&ウォーの1970年の名曲をマイケル・ハッチェンスがスペイン風のアレンジで情熱的にカヴァーした「Spill The Wine」、トリッキーのラップがフィーチャーされた「Mediate」、スウェーデンのイーダ・レディグが熱いヴォーカルを聴かせる「Taste It」と「Kill The Pain」、切々と訴えるようなトレヴァー・ジャクソンの「Need You Tonight」などもハイライトに数えられよう。

この映像では、グラミー賞受賞歴を持つペトロール/インエクセスのエグゼクティブ・ミュージック・プロデューサー、ジャイルズ・マーティンがエイミーと共同でオリジナル・コンセプトを構成。アカデミー賞を受賞したサウンド・エンジニア、クリス・ジェンキンズがサウンドトラック用の5.1ch オーディオをミックスしている。

また、厳選された8種類のプレイリストが配信中で、そのうち7種類は”Sin (罪) “をテーマとしたインエクセスのプレイリスト、そして最後のプレイリストは”Hope (希望) “を表現した内容となっている。これらのプレイリストは6月28日より8月にかけて毎週配信され、インエクセスのヒット・シングルや隠れた名曲が多数収録されている。

 

監督とメンバーのコメント

「インエクセスの楽曲を通じたストーリー作りをあの有名なクリス・マーフィから依頼され、本当に光栄でした。けれどもインエクセスのカタログは、まさに伝説的な素晴らしい楽曲ぞろいなので、どこからどう始めればいいのかわからず、途方に暮れてしまいました。そこで私は何週間も何週間も曲と向き合い、曲のほうから物語を語ってもらおうとしたんです。実際、幽体離脱のような体験でした。なぜなら、私が意識的に作るというより、楽曲や私たちが生きている時代がこの映画を作ったという感じがしたからなんです」(監督:エイミー・ティンカム)

「私たちの曲がこんなにも美しく、また革新的なショート・フィルムにヒントを与えたということを光栄に思います。インエクセスは、音楽と映像の融合を常に探求してきました。また、世界的に活躍している新進気鋭のアーティストたちが私たちの曲を、新たな解釈でリメイクしてくれたことにも感謝しています。そうした”再創造ヴァージョン”は、この映像の完璧なサウンドトラックとなりました。『Original Sin – The Seven Sins』は、クリス・マーフィが最後に情熱を傾けたプロジェクトでした。そのことを知ると、さらに感慨深くなります。彼が手掛けたこの感動的で刺激的なショート・フィルムを、ついにインエクセスのファンに見てもらうことができる。そのことに深く感謝したい。みんなに大音量で楽しんでもらいたいと思います」(インエクセス:カーク・ペンギリー)

「インエクセスの曲をこのショート・フィルムに結実させたエイミー・ティンカムの芸術的なビジョンは、実に新鮮で本当に刺激的です。それに世界で活躍するさまざまなアーティストたちも想像力を発揮し、俺たちの曲を新たな解釈で録音してくれました。そうした再創造ヴァージョンは、オリジナルを尊重しつつ、このフィルムを支える働きもしている。このような素晴らしいアーティストたちが俺たちの作品をカヴァーしてくれたことをとても光栄に思っています。 彼らの情熱と才能に畏敬の念を感じるほかありません」(インエクセス:ティム・ファリス)

Written By uDiscover Team



インエクセス(INXS)『ORIGINAL SIN: THE SEVEN SINS – SOUNDTRACK』

2021年7月16日発売
iTunes / Apple Music / Spotify / Amazon Music / YouTube Music



 

Share this story


Don't Miss

{"vars":{"account":"UA-90870517-1"},"triggers":{"trackPageview":{"on":"visible","request":"pageview"}}}
Exit mobile version