News
ニール・ダイアモンドのトリビュート・バンドの映画『Song Sung Blue』全米公開

ニール・ダイアモンドの音楽とキャリアにインスピレーションを得た新作映画『Song Sung Blue』が、2025年12月25日に全米公開される。
『ハッスル&フロウ』などで知られるクレイグ・ブリュワーが脚本・監督を務める同映画では、ヒュー・ジャックマンとケイト・ハドソンが、ニール・ダイアモンドのトリビュート・バンド“ライトニング&サンダー(Lightning & Thunder)”として活動するマイクとクレア・サルディナ夫婦を演じる。
そのほかのキャストには、マイケル・インペリオリ、エラ・アンダーソン、ムスタファ・シャキール、フィッシャー・スティーヴンス、ジム・ベルーシらが名を連ねている。
<関連記事>
・【全曲動画付】ベスト・クリスマス・ソング50曲
・ニール・ダイアモンド『12 Songs』解説:キャリア後期の傑作
2008年の同名ドキュメンタリーに基づく映画『Song Sung Blue』のあらすじには次のように記されている。
「ミルウォーキー在住の夫婦によるニール・ダイアモンドのトリビュート・バンド“ライトニング&サンダー”が、音楽の旅を通して大きな成功と胸に迫る挫折を経験する」
クリスマス当日に劇場公開が迫る本作は、すでにケイト・ハドソンがゴールデングローブ賞主演女優賞(ミュージカル・コメディ映画部門)にノミネートされるなど高い注目を集めている。
クレア役を演じるケイト・ハドソンは昨年デビュー・アルバム『Glorious』を発表。11月のLAタイムズのインタビューでは、女優として歩んできた自身と音楽の関係について率直な思いを語っている。
「ずっと怖くて仕方なかった。でもスタジオにいると幸せな気分になれる。19歳の頃からずっとスタジオで過ごしてきたけれど、自分の作品を世に出すのが怖くて、これまで発表することができなかった」
同インタビューの中で、ケイト・ハドソンとヒュー・ジャックマンは映画を成功させるために育む必要があった二人の関係性についても明かしている。
ケイトは「最も難しいことのひとつは、二人のケミストリーを演じること。それは演技ではどうにもできない。実際に互いに恋に落ちるような、感情的なつながりを築かなければならないの。それが私にとって一番の不安要素だった」と語っており、ヒューもまた「台本読み合わせの初日が終わった後、君に言われた言葉を覚えているよ。“この映画がうまくいくかどうかは、私たち次第よ”ってね」と付け加えた。
Written By Will Schube
- ニール・ダイアモンド『12 Songs』解説:リック・ルービンと完成させたキャリア後期の傑作
- ニール・ダイアモンドの「Cherry Cherry」と「I’m A Believer」の不思議な関係
- プレスリーやニール・ダイアモンドらのドラムを務めたロン・タットが逝去
- アージ・オーバーキルの元ドラマー、ブラッキー・オナシスことジョニー・ローワンが逝去
- アンダーグラウンドから誕生:ニューヨークのサマー・オブ・ラヴ
- オールマン・ブラザーズに5週連続1位をもたらしたシングル「Ramblin’ Man」
- グラム・パーソンズの最後:棺を盗み出され、砂漠で火葬された遺体
- 1960年代のベスト・ソング100:音楽の未来を変えた10年間に生まれた名曲とその解説
- 【動画付】洋楽ベスト・カヴァー曲ランキングTOP25とオリジナル
- 【全曲動画付】ベスト・クリスマス・ソング50曲:この季節に欠かせない洋楽の名曲たち




















