News
ケイティ・ペリー「Teenage Dream」がSpotifyで10億回再生を突破。自身10曲目の快挙達成
ケイティ・ペリー(Katy Perry)が2010年に発表した世界的ヒット・アルバム『Teenage Dream』のタイトル曲が、Spotifyで10億回再生を突破し、“Billions Club”入りを果たした。
「Teenage Dream」は彼女にとって、「Dark Horse」「Feels」(カルヴィン・ハリスとのコラボ曲)「Roar」「Last Friday Night (T.G.I.F.)」「Firework」「The One That Got Away」「Hot N Cold」「I Kissed A Girl」、そしてスヌープ・ドッグを迎えた「California Gurls」に続き、この快挙を達成した10曲目のシングルとなる。
<関連記事>
・ケイティ・ペリー『Teenage Dream』:真のスターとなったの大成功の理由
・ケイティ・ペリー「Firework」解説:21世紀最大級のアンセムとなった名曲の魅力
名作ポップアルバム
『Teenage Dream』は、ポップ・ミュージック史上でも屈指の成功を収めたアルバムのひとつだ。本作からは「California Gurls」「Teenage Dream」「Firework」「E.T.」「Last Friday Night (T.G.I.F.)」の5曲が全米No.1ヒットを記録し、さらにデラックス版に追加収録された「Part Of Me」も6曲目の首位を獲得。加えて「The One That Got Away」と「Wide Awake」もトップ3入りを果たしている。
アルバム自体も初週に19万2,000枚を売り上げ、全米アルバム・チャートで初登場1位を獲得。最終的には、全米で1,000万ユニット以上の出荷を記録し、RIAA(全米レコード協会)より1000万枚売り上げとなるダイヤモンド認定を受けたほか、世界各国でもマルチ・プラチナム認定を獲得している。
ケイティ・ペリーが、ボニー・マッキー、ドクター・ルーク、マックス・マーティン、ベニー・ブランコと共作したこのきらめくような楽曲は、リリース当時、彼女がその名を知らしめた遊び心のあるポップを成熟させた作品として受け入れられた。のちにStereogumの回顧記事で評論家のトム・ブレイハンは、「Teenage Dream」に10点満点の評価をつけ、「魔法のような稲妻の一撃。きらめく、ハイパー加工された大予算ポップ・ミュージック時代の絶頂」と賞賛した。また、発売10周年を迎えた2020年に同曲を振り返った英Metro紙は、「Teenage Dream」を 「今でも完璧なポップ・ソング」と称している。
Written By Sam Armstrong
ケイティ・ペリー『Teenage Dream』
2010年8月24日発売
iTunes Store / Apple Music / Spotify / Amazon Music / YouTube Music
- ケイティ・ペリー アーティストページ
- 【女性初の快挙】ケイティ・ペリー「Roar」MVがYouTubeで40億回再生突破
- ケイティ・ペリー「Firework」解説:21世紀最大級のアンセムとなった名曲
- ケイティ・ペリー、初期3枚のアルバムがアナログ盤化
- ケイティ・ペリー『Teenage Dream』:真のスターとなったの大成功の理由
- ライオット・ガールズ:世界を変えた女性ミュージシャンたち
- ブリット・アワード歴代の最優秀ライヴ・パフォーマス12選
- 過去の素晴らしいスーパー・ボウル・ハーフタイム・ショーTOP13
- 2010年代のベスト・アルバム30