『星の王子ニューヨークへ行く2』スター勢揃いのサントラと現代アフリカを代表するインスパイア盤

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3月 6, 2021

管理人

今年最も期待されているコメディ映画の一つであり、1988年の大ヒット作『星の王子ニューヨークへ行く』の続編『星の王子ニューヨークへ行く2』がAmazonプライムビデオにて日本を含めた全世界で2021年3月5日に配信された（映画はこちら）。この記事では、映画の詳細、そしてDef Jamからリリースされるサウンドトラック、そしてインスパイア・アルバム『Rhythms of Zamunda』を紹介しよう。

『星の王子ニューヨークへ行く2』は架空の国ザムンダを舞台に、新たに王になったアキーム（エディ・マーフィー）と彼の信頼する親友セミ（アーセニオ・ホール）が、アフリカの母国から前作の舞台でもあったニューヨークのクイーンズを再度訪れることになる。

本作には、ジャッフェ・ジョファー王役のジェームズ・アール・ジョーンズ、リサ女王役のシャリ・ヘッドリー、クレオ・マクダウェル役のジョン・エイモス、モーリス役のルイ・アンダーソンなど、オリジナル版でお馴染みのキャストが出演。さらに、ウェズリー・スナイプス、レスリー・ジョーンズ、トレイシー・モーガン、ジャーメイン・ファウラー、ベラ・マーフィー、ロティミ、KiKi Layne、ノムザモ・ムバッハ、ティアナ・テイラーなど、スターが勢揃いしている。

1988年夏に公開された『星の王子ニューヨークへ行く』は、全米1位を獲得し、年間興行収入では第3位を記録する大成功を収めた。オリジナルのサントラには、カバー・ガールズ、チコ・デバージ、メル＆キム、シスター・スレッジなどが参加し、タイトル曲はナイル・ロジャースが共作し、ザ・システムが演奏したもので、全米チャートにランクインするヒット曲となった。

スター勢揃いのサントラ

映画同様、『星の王子ニューヨークへ行く2』のサウンドトラックにはティワ・サヴェージ、ティアナ・テイラー、グラディス・ナイトなどスターが勢揃いしており、ボビー・セッションズとメーガン・ジー・スタリオンによるシングル「I’m A King」、ラッパーのYGとビッグ・ショーンのシングル「Go Big」などが収録されている。

サントラはDef Jam Recordingsから3月5日に配信され、Amazon Music、Spotify、Apple Musicを含む全ての主要プラットフォームでストリーミング配信されている。

原題アフリカを代表するような映画のインスパイア・アルバム

映画を見た後でもっと音楽を聴きたくなった時のために、Def Jam RecordingsとDef Jam Africaは『Rhythms of Zamunda (Music Inspired 星の王子ニューヨークへ行く2 )』も合わせてリリースした。Universal Music South AfricaとSub-Saharan AfricaのCEOであるSipho Dlaminiがキュレーションを担当したこの16トラックのコンピレーションは、西、東、南アフリカの中から音楽のロードマップを辿り、大陸で最もエキサイティングなアーティストをリスナーに紹介している。

アルバムにはナイジェリアのスーパースター、Tiwa SavageとTekno、コートジボワールの故DJ Arafat、南アフリカのPrince KaybeeとMsaki、コンゴ民主共和国のFally Ipupaが参加している。このコンピレーションのオープニング・トラックには南アフリカで最もストリーミングされているアーティスト、ナスティC（Nasty C）とアリ・レノックスによる「Black & White」は先行して公開されていた。

Sipho Dlaminiはこうコメントを寄せている。

「前作『星の王子ニューヨークへ行く』は、アフリカ人にとってあまりにも伝説的なものだったので、Def Jam Africaが参加することになったのはとても重要でした。この映画のシリーズは、皮肉を込めていますが、アフリカの豊かな生活を伝えています。そしてそれは『Rhythms of Zamunda』の音楽にも反映されています。私たちは、アフリカ大陸を代表するようなインパクトがある現在のサウンドを表現したかったのです」

Written By uDiscover Team

『星の王子ニューヨークへ行く2』オリジナル・サウンドトラック
Coming to America 2 Original Motion Picture Soundtrack
2021年3月5日発売
iTunes / Apple Music / Spotify / Amazon Music