エルトン・ジョンが自身の伝記映画『ロケットマン』制作の裏話を明かす:「タロンがこの役を引き受けてくれることになった時、彼に僕の日記を渡したんです」

Published on

エルトン・ジョンがガーディアン紙に執筆した長い記事の中で、自身の伝記映画『ロケットマン』の劇場公開に至るまでの長い道のりを詳しく記している。

「誰かが映画の中で僕自身を演じているのを見たり、実際に僕の周りで起こった出来事の再現を見たりするのは、まるですごく鮮明な夢を見ているかような、とても奇妙で当惑する経験でした」

60年前の僕の家族を見て僕自身大泣きしてしまいましたが、映画の中で描かれている僕の行き着いた結末に関する物語は、とても長く、複雑なものなんです」。

そしてエルトン・ジョンは、自身のラスベガスのレジデンシー公演でも上映されたデビッド・ラシャペル監督によるショート・フィルムで主演を務めたモデルでパフォーマンス・アーティストのアマンダ・ルポールを、この映画の制作に興味を持つきっかけになった人物として言及した。「僕についての映画を作ってみるのは、ありかもしれない」と彼は記している。

 

手記の中で1971年のハル・アシュビー監督による名作『ハロルドとモード 少年は虹を渡る』の主人公ハロルド役を断ったことを明かしたエルトン・ジョン。彼の伝記映画の制作に際しては、一時期監督のデビッド・ラシャペル、俳優のトム・ハーディやジャスティン・ティンバーレイクらも興味を示していたという。

「とあるスタジオは、この映画がPG-13指定になるように、セックスやドラッグのシーンを端折りたがった。でも僕はPG-13指定の人生なんて歩んで来なかったんです。セックスやドラッグまみれの映画を作りたかったわけではありませんが、70年代や80年代に僕がその両方をやりたいだけやっていたことは周知の事実なので、毎回ライヴの後に、ホット・ミルクとギデオンの聖書だけをホテルの部屋に持ち帰ったみたいな、それをほのめかすような映画にする意味はないと思ったんです」。

そうして、ロケットマンは自身の役に俳優タロン・エガートンを見つけた。「タロンがこの役を引き受けてくれることになった時、彼に僕の日記を渡したんです。彼が僕の家にやって来て、一緒にテイクアウトのカレーを食べながら語り合い、日記を見せた。彼が ‘Dont Let the Sun Go Down On Me’を歌っているのを聴いた時、彼が適役だと確信しました。誰がこの役を演じるにせよ、口パクではなく、自らの声で僕の歌を歌ってもらうことが大事だと思っていましたし、タロンは以前にもアニメ映画“シング”の中で‘Im Still Standing’を見事に歌い上げていましたから」と綴っている。

映画『ロケットマン』公開以外の関連ニュースとして、エルトン・ジョンは自身のキャリアを振り返る回想録『Me』に着手し、今年10月に出版される予定だ。

Written By Tim Peacock


『ロケットマン(オリジナル・サウンドトラック)』
2019年5月24日発売
(※日本盤CD発売情報は近日発表)

<映画情報>
『ロケットマン』
8月23日(金)より、全国ロードショー
公式サイト



Share this story

Don't Miss

{"vars":{"account":"UA-90870517-1"},"triggers":{"trackPageview":{"on":"visible","request":"pageview"}}}
Exit mobile version