エルトン・ジョンとブリトニー・スピアーズとのコラボ曲が配信開始。配信直後にiTunesで1位に

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8月 26, 2022

管理人

エルトン・ジョン（Elton John）とブリトニー・スピアーズ（Britney Spears）のコラボレーション・シングル「Hold Me Closer」が2022年8月26日に配信され、英米など世界中iTunes Storeで1位を記録している。

二人の出会い

夏の奔放さがほとばしる陽気なダンス・フューチャー・アンセム「Hold Me Closer」で、史上最もアイコニックな2人のアーティストが音源では初の共演を果たした。

最初の“種”が蒔かれたのは、2014年に開催された第22回エルトン・ジョン・エイズ基金アカデミー賞ビューイング・パーティーで2人が初めて出会ったとき。その後2015年にブリトニーがエルトンの1971年の名曲「Tiny Dancer / 可愛いダンサー（マキシンに捧ぐ）」が大好きだとツイッターでつぶやいたことが、2人のコラボレーションというアイディアに火をつけ、この夏にコラボが実現した。

その少し前、シングルの最初のカッティングを聴いたエルトンにはわかっていた。この曲に命を吹き込むのに最適な声、それは聴けばすぐに彼女だとわかるブリトニーのヴォーカルしかないと。そこでエルトンはブリトニーに直接コンタクトを取る。ブリトニーは「Yes」と即答。こうして出来上がった「Hold Me Closer」がこの夏を代表する楽曲になることは間違いないだろう。ブリトニー・スピアーズにとっては2020年にバックストリート・ボーイズとコラボした「Matches」以来となる新曲だ。

二人のコメント

エルトン・ジョン：「ブリトニー・スピアーズと仕事ができたことに大興奮してるよ。彼女は真のアイコン、史上最高のポップスターの一人だ。素晴らしい歌を披露してくれた。彼女のことが心から大好きだし、２人で曲を作れたことをとても嬉しく思う」

ブリトニー・スピアーズ：「あのサー・エルトン・ジョンから、彼の曲、しかも彼の最も象徴的な楽曲に参加してほしいと言ってもらえて、すごく光栄でした。ファンの皆さんに聴いてもらうのが本当に楽しみ。エルトン、ありがとう！あなたと仕事ができたこと、あなたが伝説であるゆえん、その精神に触れられたことを心から感謝しています」

新曲には名曲が

世界中のエルトン・ジョンとブリトニー・スピアーズのファンを笑顔で驚かせることになるであろう「Hold Me Closer」は、アンドリュー・ワット（エルトン最新作『The Lockdown Sessions』の数曲、エディ・ヴェダー、ポスト・マローン、ジャスティン・ビーバー他のプロデュースで知られる）のプロデュースにより、エルトン・ジョンの最も代表的なヒット「Tiny Danser」を現代に甦らせ、さらに「The One」「Don’t Go Breaking My Heart」という彼の名曲の要素を加えた1曲だ。

「Tiny Danser」は 1971年のスタジオ・アルバム『Madman Across The Water』に収録され、シングル・リリース時は全米トップ50入り。今も人々から最も愛されるエルトン曲の一つであり、トリプル・プラチナ・セールスを達成している。ローリングストーン誌2022年の特集記事「史上最高の500曲」にも選出。

この曲は、エルトン楽曲の中では全世界再生数で「Rocket Man」、「Your Song」に次ぐ3位を記録。2000年にはキャメロン・クロウ監督の名作映画『あの頃ペニー・レインと』の印象的なシーンで用いられたことがきっかけで人気が再熱した。今なおファンからの高い支持を集めるこの曲は、記録破りのワールドツアー「Farewell Yellow Brick Road Tour」でも堂々とセットリストにその名を連ねている。