デフ・レパードが「Spotify Singlesシリーズ」のために2曲をレコーディング

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デフ・レパードがニューヨークにあるSpotifyスタジオで新たなセッションをレコーディングした。5月16日に2曲収録されたセッションは、ストリーミング最大手のSpotifyが届けるシリーズ、 「Spotify Singles」の一環として後日発表される。

2016年に開始された「Spotify Singles」は、1組のアーティストがオリジナル曲とカヴァー曲からなる少なくとも2曲のライヴ曲をレコーディングし、Spotify限定で公開されるもの。名前が示す通り、Spotify Singlesのコンセプトは7インチやCDシングルが主流だった古き良き時代を呼び起こすことだ。

2016年11月に発表された最初のシリーズでは20人以上ものアーティストの楽曲が公開され、ジョン・レジェンド、グループラヴやリンジー・スターリングが名を連ねた。

デフ・レパードのシンガーであるジョー・エリオットは、最近 “The Eddie Trunk Podcast”に出演した際にSpotify Singlesのセッションについてこう語った。「2曲だけレコーディングしたんだ。公開される時のサプライズを台無しにしたくないから、これ以上は話さないことにするよ。結構楽しかったよ。俺たちの曲と他の人のカヴァー曲を録ったんだ」。

 

デフ・レパードは今年の1月に今まで頑なに配信していなかった彼らの作品の全てをダウンロードとストリーミングで解放した。デフ・レパードは、長い間バンドの音楽をデジタル配信することを拒んでおり、バンドに不利な契約をするぐらいならと、名ヒット曲をそっくりそのままレコーディングし直したレプリカを作るほどだった。現在では、1979年のデビュー作『The Def Leppard EP』から2015年のセルフ・タイトルのアルバムまで全作品をオンラインで入手することができる。

デフ・レパードの非常に期待されているジャーニーとの全米58都市のツアーは、5月21日にコネチカット州ハートフォードで開始し、10月6日のロサンゼルス公演まで続くが、今週、デフ・レパードのギタリストのフィル・コリンが家族の緊急な事情により一時的にジャーニーとのツアーを離脱した。フィル・コリンが復帰するまで、トリクスターのスティーヴ・ブラウンが代役を務める。

Written by Tim Peacock



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価格:13,000円+税/品番:UICY-78594
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