デフ・レパードが2018年に60公演の北米ツアーを計画

Published on

12月19日の「Backstage Axxess」とのインタヴューで、デフ・レパードのドラマーのリック・アレンがバンドの今後のツアー計画について、2018年には60公演にも及ぶ北米ツアーを予定していると語った。

「ロンドンでライヴがあって、それがスタートだと思う。それから2018年は60公演ぐらいを予定していて、おそらくアメリカとカナダの日程になると思う。きっとそれで来年のほとんどは忙しくしているはずだよ」。

以前uDiscoverでお伝えした通り、伝説的なシェフィールドのロッカーたちは、ジャーニーとともにこの全米の旅に出ると噂されている。

同じインタヴューの中で、数週間のうちにデフ・レパードはツアーを発表するかと尋ねられると、リック・アレンは「そうだと思うけどね。まだ詳しいことは調整しているけど、発表はもうすぐだと思う」と答えた。

ジャーニーのベーシストのロス・ヴァロリーは以前にザ・アドヴォケイト紙に対し、ジャーニーとデフ・レパードのパッケージ・ツアーは2018年の5月か6月にスタートすると話していた。

デフ・レパードとジャーニーは、2006年にも一緒にツアーを行なっている。それはデフ・レパードにとって、1992-93年にかけて行われた“Adrenalize”ツアー以来、最も成功したアメリカ・ツアーとなった。デフ・レパードとジャーニーのパッケージ・ツアーは2006年6月に始まり、3つの期間に分けて行われ、両バンドはその年の11月まで公演を行っていた。当時、デフ・レパードはカヴァー・アルバム『Yeah!』を提げてのツアーだった。

また、Backstage Axxessとの取材で、リック・アレンは、ベテランのロック・アーティストのファンは新しい音楽に興味がないと業界では広く信じられている中で、なぜデフ・レパードは新しいアルバムを作り続けているのかと問われるとこう答えた。

「そうしたい(ツアーで名作だけを演奏し続けて、新しい楽曲をリリースしない)というバンドの気持ちも理解できるし、わかるよ。でも俺たちは、ザ・ローリング・ストーンズから学んでいるところがあって。彼らはいつだって新しい音楽を作り続けている。ツアーをする度に相応する新しい音楽があって、俺たちも新しい音楽を作っていなければ、本当の意味で前に進んでいると思えないんだ」。

さらにリック・アレンはこう続けた。「(2015年のセルフ・タイトル)アルバムをリリースすることで、若い人がその楽曲を気に入ってくれた。それに俺たちのファン・ベースも気に入ってくれたことも良かった。新しい人がライヴに来てくれて、新しい人もバンドのことを知ってくれるのは嬉しかった。新しい音楽をリリースするのはそういうことだと思うんだ、絶対にそのメッセージを前進させることができて、ある時代に止まることがないんだ」。

Written by Tim Peacock


Share this story

Don't Miss

{"vars":{"account":"UA-90870517-1"},"triggers":{"trackPageview":{"on":"visible","request":"pageview"}}}
モバイルバージョンを終了