シェールが75歳の誕生日に、自身の伝記映画が製作中であることを発表。脚本はエリック・ロス

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Photo: Michael Ochs Archives/Getty Images

2021年5月20日に75歳の誕生日を迎えた歌手で女優のシェールが、自身の人生とキャリアを描いた伝記映画が製作中であることを発表した。タイトルはまだ未定だが、 ユニバーサル・ピクチャーズから配給予定の同映画で、彼女は自身も出演した2018年の映画『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』で指揮を執ったジュディ・クレイマーとゲイリー・ゴーツマンと共にプロデューサーを務める予定だ。

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シェールは、自身のツイッターで映画についてこう伝えている。

「ユニバーサルは、私の友人であるジュディ・クレイマーとゲイリー・ゴーツマンがプロデュースを手掛ける伝記映画を製作しています。彼らは映画版“マンマ・ミーア!”の2作をプロデュースした4年来の親愛なる友人です。脚本は『フォレスト・ガンプ/一期一会』『アリー/ スター誕生』『容疑者』などをてがけてきたアカデミー受賞作家のエリック・ロスが担当しています」

エリック・ロスは、今までに『フォレスト・ガンプ/一期一会』(1994年)、『インサイダー』(1999年)、『ミュンヘン』(2005年)、『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』(2008年)、『アリー/ スター誕生』(2018年)など、脚本家として優れた実績を誇り、アカデミー賞ノミネート作品『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』(2011年)の脚本を手掛けたことでも知られている。

シェールは、2018年に公開されたエリック・ロス脚本による映画『ママ・ミーア:ヒア・ウィー・ゴー・アゲイン』に、メリル・ストリープ演じるドナ・シェリダンの母親で、家族を顧みず世界中を自由飛び回っている道楽者の祖母ルビー・シェリダン役でカメオ出演を果たした。

プロデューサーのジュディ・クレイマーはプレスリリースで次のように述べている。

「ゲイリーと私は、シェールと再び一緒に仕事ができること、そして今回、実話に基づく彼女の人生の冒険を実写化できることを大変楽しみにしています。シェールの類まれな才能、不屈の精神、独特のウィット、温かさ、そしてビジョンに思わず引き込まれてしまうような、刺激的な作品になるでしょう。音楽、映画、テレビにおける彼女の比類なき成功は、何世代にもわたってインスピレーションを与えて続けてきました。彼女の物語を映画館で観てもらえることは、これ上ない幸せです」

シェールは、その年齢を感じさせない外見とは裏腹に、ソニー&シェールとして夫のソニー・ボノと活動を共にしたキャリア初期から、TVバラエティ番組“The Cher Show”の司会者、そして26作ものスタジオ・アルバムを含む多作なソロ活動に至るまで、伝記映画に値するだけの人生を歩んできた。おそらく今最も注目を集めているのは、ボブ・マッキーがこの映画の衣装を担当するかどうかだろう。

Written By Will Schube




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