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ビリー・アイリッシュとフィニアス、グラストンベリー最年少ヘッドライナー出演と新曲を語る

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Matt Wilkinson(左)、Finneas(右) - Photo: Courtesy of Apple Music

ビリー・アイリッシュ(Billie Eilish)と彼女の兄でプロデューサーのフィニアス(Finneas)が、2022年6月24日に行われる英グラストンベリー・フェスティバルでの単独最年少ヘッドライナー出演を前に、Apple Music 1の番組「‎The Matt Wilkinson Show」に出演。そこでヘッドライナー出演、ライブ前の儀式、ライブで披露した新曲「TV」などについて語った。

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Billie Eilish – bury a friend (Glastonbury 2019)

グラストンベリーのヘッドライナー出演について

ビリー「このフェスに出るように言われるなんて、マジで一生に一度の重大な機会。そして、私は常に自分が全てに値しないと感じていて、それは良いことだと思う。それはそれでいいんですが……でもまず第一に、”なぜ私を選んだの?”っていう感じで、みんなを疑ってしまいました」

ビリー「でも、だからこそ、史上最年少のヘッドライナーとして出演することに私はもっとワクワクしてるし超楽しみ。そして、私は女性で、それは本当にクールで、未来も楽しみです。っていうのも残念ながら、女性のヘッドライナーってあまり多くないんですよね。だから、マジで光栄に思っているし、本当にワクワクしてます」

フィニアス「グラストンベリーのヘッドライナーを務めるなんて、信じられません。グラストンベリーは、世界中の音楽フェスティバルに行くことができた幸運な人たち全員が、“グラストンベリーほど素晴らしいものはない”って同じことを言うような気がします。誰もがグラストンベリーであってほしいと願っています。だから、とても光栄なことなんです。それに、一緒に参加する仲間にも恵まれていますね。(ポール・)マッカートニーやケンドリック(・ラマ―)、その他にも自分が大好きなたくさんのアーティストが毎日出演している。すごくエキサイティングですよ」

新曲「TV」について

ビリー・アイリッシュはアルバム2枚分の楽曲をグラストンベリーのセットリストに組み込む予定だが、ファンには新たにライブで披露されている新曲「TV」が演奏されるかどうかが気になるところだ。新曲を発売前にライヴで初披露したのは、2019年のデビュー・アルバム『WHEN WE ALL FALL ASLEEP, WHERE DO WE GO?』収録曲「when the party’s over」以来のことだった。はこの楽曲についてこう語る。

ビリー「実はかなりランダムでした。誰も考えなかったわ。2週間前に飛行機が遅れて、どこか外で座っていたんだけど、携帯やボイスメモの中にあるような、今まで書いたけどそのまんまにしていた曲を聴いてて。何曲か見つけて、自分たちが書いた曲について考えていた。そしたら “ワォ、この曲、マジで好きな」って思ったんです。そして“ライヴでやったらどうなるかな”みたいなアイデアも浮かんできて」

ビリー「本当に一瞬の出来事でした。私たちは作曲をしていて、何かのために何ヶ月も何ヶ月もプロモとか下準備をしたり、楽曲全体を作ったりすることなく、発表したくなることがある。昔みたいに音楽を発表できるようになりたいけど、大きくなればなるほど、それは難しくなる。だから、“自分のルーツに戻って、自分自身やフィネアスのようなソングライターになって、今書いたばかりの曲を歌って、それが完成したらいつでも発表できるようになりたい”みたいな感じだったんですよね」

Written By Larisha Paul


ビリー・アイリッシュ『Happier Than Ever』
2021年7月30日発売
国内盤CD / iTunes / Apple Music / Spotify / Amazon Music / YouTube Music



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