キース・ジャレットの幻のソロ・ピアノ作品『LA FENICE』が発売決定

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ECMを代表するピアニスト、キース・ジャレットが2006年7月19日にイタリアで最も著名なコンサート・ホールの一つでもあるベネチアのフェニーチェ劇場で披露したピアノ・ソロ演奏が収録された最新アルバム『LA FENICE』(ラ・フェニーチェ)が、10月19日に世界同時リリースされることが発表された。あわせてアルバムのティーザー映像の公開と、同アルバムに収録される「The Sun Whose Rays」の先行配信が開始された。

先行配信となった「The Sun Whose Rays」は、1985年初上演となったオペラ『ミカド』のためにウィリアム・S・ギルバートとアーサー・サリヴァンが書き下ろした1曲をキースがソロ・ピアノで熱演したもの。その他にも、キースの代名詞とも言える即興演奏曲やスタンダード曲「Stella by Starlight(邦題:星影のステラ)」等、計12曲が2枚組CDに収録される。

キース・ジャレットは今作リリース直後の9月29日に、1985年から2年に1度開催されている国際展覧会「ベネチア・ビエンナーレ」の音楽部門でジャズ・ミュージシャンとして初めて金獅子賞を受賞することが明らかとなっている。同賞は、過去にピエール・ブーレーズやスティーヴ・ライヒといった現代音楽の作曲家たちが受賞している。


キース・ジャレット『LA FENICE』
2018年10月19日発売

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