ポリスの名作ドキュメンタリー『ポリス・インサイド・アウト』が初のブルーレイ化

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2007年に発表されたポリスの名作ドキュメンタリー・フィルム『ポリス・インサイド・アウト(原題:Everyone Stares: The Police Inside Out)』が、初のブルーレイで2019年5月31日に発売されることが決定した。本作は、ポリスが世界的なトップ・グループにのぼり詰めていく過程を記録したドキュメンタリー映像作品で、そのすべてが当事者の一人であるスチュアート・コープランドが目撃したありのままのかたちで記録されている。スティング、アンディ・サマーズという2人のバンド仲間とのツアーの様子、世界中の熱狂的なファンの反響のすべてを、メンバーであるスチュアート・コープランドの視点から追体験できる作品となっている。『ポリス・インサイド・アウト』がブルーレイ及びデジタルで発売されるのは、今回が初(2007年にDVDで発売)。

 

ポリスが上昇気流に乗った1978年の冬からおよそ2年のあいだ、スチュアート・コープランドは8mm カメラ”super 8″で、バンの後部座席に乗り込み、空前の成功に向けてアメリカ各地のクラブで演奏を続けるバンドの様子を撮影し続けた。

スチュアート・コープランドは、この『ポリス・インアイド・アウト』について以下のように語っている。「ポリスという売れないロック・バンドのメンバーだった1978年、私はそれでもどうにか小銭をひっかき集め、”super 8″という8mmフィルム・カメラを手に入れた。私がその機器を手に取って、レンズ越しに映るものを撮影し始めるやいなや、驚くべき事が起きた――バンドは突然に勢いづき、やがてわたしたちは世界的な成功を手にしたのである。まるで未公開の映画を観ているような気分だった。‘EVERYONE STARES (誰もが見つめている)’――それがその映画のタイトルだ」。

スチュアート・コープランドの軽妙な話術と、どこかとぼけたユーモアも魅力的なこの映像作品には、ポリスの貴重なライヴ音源と、大胆な加工と編集が加えられたグループの名曲群のスタジオ・ヴァージョンがサウンドトラックとして使用されている。また、今回のリイシューに当たって、20分を超える特典映像と、アンディ・サマーズとスチュアート・コープランドによるコメンタリーが追加収録される。

スチュアート・コープランドは、映画やゲームのサウンドトラックのプロデュースを手がける一方、作曲家として、その作品をオペラやバレエ、オーケストラに提供してきた。また、ハリウッド映画祭では、最初の”Outstanding Achievement in Music in Film Visionary Award”を受賞。2016年には、ローリング・ストーン誌によって”歴史上最も偉大なドラマー”の一人に選ばれた。コープランドがこれまでに残してきた作品の総売り上げ枚数は、6千万枚超を数える


ポリス『ポリス・インサイド・アウト』
2019年5月31日発売
Blu-ray / DVD
日本語字幕付 / 英文ライナー翻訳付



 

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