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【劇場上映決定】ラムシュタインのメキシコ公演、激しすぎた観客といつも以上に熱かったライヴ

ラムシュタイン(RAMMSTEIN)のライヴ作品『Live in Mexico City』の日本盤(2CD+Blu-rayと2CD)が2026年11月20日にリリースされ、これに先んじて、11月5日には東名阪の劇場で、11月18日には全国21都市22館で一夜限定の上映も決定した。
この作品の舞台となった2022年でのメキシコ公演を実際に現地が観戦した漫画家の国樹由香さんに、ライヴについて寄稿いただきました。
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メキシコでのスタジアムライヴ
今でも昨日のことのように思い出せるラムシュタインのメキシコ公演。なんといってもコロナ禍後で、ファンたちのラムシュタインに会いたい気持ちは爆発寸前だった。どこの国であろうと盛り上がり必至なのに、ラテンの熱い血がたぎるメキシコのノリは想像を絶するものであった。
ライヴ会場はメキシコシティにある65,000人規模のスタジアム。ライヴ始まりは午後8時半だが、私のチケットは座席指定のないアリーナゆえ、早くに並んだ者勝ちとなる。というわけで午後3時に現地に到着したものの、5時間半前とは思えないほど凄まじい数の人、人、人。いきなり負けを確信する。

何より衝撃だったのはこれまた凄まじい数の海賊版屋! ここと比べたら、いにしえの武道館前はなんと可愛い規模だったことか。さまざまな国にラムシュタインを観に行くたび面白い出来事に遭遇してきた私も、海賊版屋が果てしなく並ぶ光景は初めて見た。
せめて公式に寄せたグッズを売っているならまだわかる。クールなデザインで知られるラムシュタインのグッズなのに、レインボーカラーのタンブラーやトートバッグやTシャツが山のように。日本ではおなじみワードの「おかんアート」的と言えばおわかりいただけるだろうか。
とはいえ「ありえない」と思って見ているうちに「ここはラテンの国メキシコ。派手で当たり前」と思ってしまう不思議。陽気なジモティーたちの99%は公式では見たことがないTシャツを着ているのに、いつのまにか「あり」と思い、愉快な気分になっている自分がいた。
入場ゲートぎりぎりまで海賊版屋はあって、その堂々としている姿に感動さえ覚えたほどだ。恐るべしメキシコ。
激しすぎた観客といつも以上のライヴ
ゲートオープンして中に入ったらお祭り騒ぎ極まれり。ガンガンとビールを飲み、サッカーの試合と同じく「オーレ、オレ、オレ、オレ! ラムシュタイン! ラムシュタイン!」と大声でコールする観客たち。ルチャ・リブレのマスクを着けている人もいる。何もかもがメキシコだった。
激しすぎる観客にあおられたのか、ラムシュタインのパフォーマンスはいつも以上に熱かった。
彼らのライヴはセットリストを変えない。以前ベルリンで4日連続公演を観たときも4日間内容はまったく同じだった。ステージ上で激しく炎を使うバンドなので、曲目を変えるのはおおげさでなく命の危険を伴うからだと思っている。
そんなラムシュタインがメキシコでは違った。ラムシュタイン唯一のスペイン語曲「Te quiero puta!(テ・キエロ・プータ!)」を最後の最後にやってくれたのである。
ラムシュタインの曲は基本的にドイツ語で、それでもメキシコの観客たちは超ノリまくっていた。スペイン語曲だとどうなるか。スタジアムが揺れた。観客の叫び声で耳がやられると思ったほどだ。
観客が喜んだ以上にラムシュタインも喜んだに違いない。ライヴの日、メキシコのSNSのトレンドは「rammstein」だったし、翌日はギタリストのリヒャルトが路上でゲリラ演奏をしたようだ。よほど忘れがたいライヴだったのだろう。


日本でライヴを体験する方法
この記事をお読みくださっている皆さまも「観てみたい!」と思われているのでは。残念なことに、ここまでの炎を使うバンドはそう簡単に来日できない。でも朗報がある。なんと感動と興奮のメキシコライヴが映画になったのだ。
しかも映画館で日本全国同時上映されるという、長年の“強火ラムヲタ”としては夢のような話が令和に実現したのである。どうしよう夢だったらと、真剣に疑いたくなるくらい信じられない。
ラムシュタインのライヴは実際に体験して欲しいとしか言いようがないのだ。ものすごく怖いお化け屋敷に入ったとして、それを口で説明しても行っていない人には伝わらないのと似ている。だがラムシュタインはお化け屋敷よりも体験するのが困難なバンドだ。
ではどうすればいいか。今回の映画を観ればいいのである。映画館の大画面なら、スタジアムの迫力がかなりのレベルで伝わるだろう。熱波を感じて欲しいから本当は4DXがよかったなんて贅沢は言わない。
彼らを日本で共に体験する夜。その時間だけは私たちもラテン民族となり、目一杯騒ごう。
一度観たら絶対にまた観たくなる。何故って、それがラムシュタインだから。そんな方々は是非ライヴアルバムとBlu-rayもゲットし、二度目は自宅でゆっくりと味わって欲しい。歌詞の意味を掘り下げて聴くと、より理解が深まることうけあいだ。ラムシュタインの歌詞は普通ではないため、気付けば深みに引き込まれているはず。
すっかりハマった? では最終段階へ。海外へ飛んで現地でラムシュタインのライヴを観よう。その場にはきっと私もいるので、現地で乾杯できる日を楽しみに。あなたのラム活(ラムシュタインを応援する活動の略)は始まったばかりだ。
Written By 国樹 由香 / Photo Paul Harries, Jens Koch, Rob Lewis
ラムシュタイン『LIVE IN MEXICO CITY』
2026年11月20日発売
iTunes Store / Apple Music / Spotify / Amazon Music
上映情報
・東名阪「ジャパン・プレミア」
11月5日(木)開催
【チケット先行受付(抽選)】イープラス先行
9月28日(月)18:00~10月11日(日)18:00まで
【一般発売(先着)】 イープラス
10月21日(水)18:00~11月1日(日)18:00まで
https://eplus.jp/rammstein-lf/
【劇場販売券の販売】
劇場販分の鑑賞券は一般発売終了後、残席のある場合上映劇場にて販売。
11月3日(火・祝)0:00am以降、上映劇場の準備整い次第随時発売
【上映劇場】
東京・新宿バルト9
名古屋・ミッドランドスクエアシネマ
大阪・T・ジョイ梅田
全国一夜限定「炎上上映」
11月18日(水)開催
【チケット先行受付(抽選)】イープラス先行
9月28日(月)18:00~10月22日(木)18:00まで
https://eplus.jp/rammstein-lf/
【一般発売(先着)】 イープラス
11月4日(水)18:00~11月15日(日)18:00まで
【劇場販売券の販売】
劇場販分の鑑賞券は一般発売終了後、残席のある場合上映劇場にて販売。
11月17日(火)0:00am以降、上映劇場の準備整い次第随時発売。
【上映劇場】
1. 札幌シネマフロンティア
2. MOVIX仙台
3. MOVIX宇都宮
4. MOVIXつくば
5. イオンシネマ 高崎
6. MOVIXさいたま
7. イオンシネマ 市川妙典
8. MOVIX亀有
9. 新宿バルト9(登壇あり)(★)
10. 横浜ブルク13
11. T・ジョイ新潟万代
12. イオンシネマ 金沢フォーラス
13. 静岡東宝会館
14. ミッドランドスクエア シネマ(★)
15. T・ジョイ京都
16. T・ジョイ梅田(★)
17. 塚口サンサン劇場
18. OSシネマズ神戸ハーバーランド
19. イオンシネマ 岡山
20. 広島バルト11
21. イオンシネマ 宇多津
22. T・ジョイ博多
★印|スタンディングもOK!ヘドバン炎上上映
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