映画『アベンジャーズ』公開10周年、日本でのMCU人気楽曲ベスト10

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2012年、いまから10年前の5月4日は全米にて映画『アベンジャーズ』の記念すべき1作目が公開された日です(日本では8月14日公開)。これを記念してマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品のサウンドトラックの楽曲のうち日本で聴かれているTOP10をランキング形式で掲載。それぞれの楽曲についてライターの杉山すぴ豊さんに解説いただきました。

*ランキングは2018年から現在までの日本のストリーミングサービスで再生された数を集計。

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今年は『アベンジャーズ』が公開され10周年です。この10年間、日本におけるマーベル・シネマティック・ユニバース(以下MCU)事情は大きく変わりました。新作が公開される度にファンが増え、映画のみならず関連イベントやグッズに至るまで様々な形でMCUを楽しむようになってきました。そして映画に欠かせないのが音楽!MCU人気の高まりと共にMCUの曲にも注目が集まっています。例えばテレビのバラエティ番組のBGMで『アベンジャーズ』の曲がよく使われるようになりましたよね。そのくらいメジャーになってきました。そこで今回はストリーミングが普及し始めた2018年から現在まで、日本のストリ―ミングサービスで聴かれているMUC関連楽曲のベスト10をご紹介したいと思います!

 

10位『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』から「Cap’s Promise」(ヘンリー・ジャックマン作曲)

アベンジャーズのヒーロー同士が分裂して戦うというMCU最大の衝撃作ですが、これは最後の方でかかる曲です。曲名の意味は“キャプテン・アメリカの約束”。キャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャースがアイアンマン/トニー・スタークに手紙を送り「いつか君が必要とあれば僕は必ず駆けつける」とトニーに約束するのです。

映画はヒーローたちが分裂したまま終わります。けれどこの手紙のシーンがあることでいつかまたアベンジャーズは再結集する、という希望を残します。彼の“約束”が、後の『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』『アベンジャーズ/エンドゲーム』で果たされることになります。

 

9位『アイアンマン3』から「Can You Dig It (Iron Man 3 Main Titles)」(ブライアン・タイラー作曲)

アイアンマンの曲と言えば『アイアンマン』のテーマ曲をあげる人も多いのですが『アイアンマン3』がチャートインしました。『アイアンマン』の曲はヒーローが飛び立つ感じがよく出ていますが、この『アイアンマン3』の曲はトニーがすべての運命を受け入れ新たなステップに乗り出していく、そんな彼を応援する楽曲になっています。ここでランクインしているのはエンディングでかかるアレンジ曲の方。とても洒落た曲になっています。

 

8位『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』から「Taking a Stand」(ヘンリー・ジャックマン作曲)

個人的にMCUの中でアクション映画としての完成度が高いと思うのが『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』です。前作『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』は戦争映画でありミリタリー感のある曲ですが、本作は陰謀渦巻くサスペンス・アクション。従ってこの曲もそれにふさわしくスリリングでサスペンスフルです。

 

7位『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』から「Charge!」(アラン・シルヴェストリ作曲)

曲名の「Charge!」には「突撃する!」という意味があります。まさに『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のクライマックス、ワカンダでの大戦闘シーンにかかる曲です。サノスの軍と対峙するヒーロー&ワカンダの戦士。戦い前の緊張感そして壮絶なバトルへと繋がる展開がこの曲にも反映されています。この曲をバックにブラックパンサー/ティ・チャラとスティーブ・ロジャースが先陣となってサノス軍に向かっていくシーンには胸が躍ります。

 

6位『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』から「He Won’t Come Out」(アラン・シルヴェストリ作曲)

タイトルの「He Won’t Come Out」、直訳すると「彼は出てこない」の彼とは? そうハルクです。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の最初の見せ場。NYに現れたサノスの部下ブラックオーダーが現れる。迎え撃つアイアンマン/トニー・スターク、ドクター・ストレンジ、ウォン、そしてブルース・バナー。当然ブルースはハルクに変身すると思いきやハルクに変身できない。内なるハルクが戦うことを拒否、というまさかの展開となります。緊迫とちょっと笑ってしまう場面にかかる曲です。

 

5位『アイアンマン3』から「Iron Man 3」(ブライアン・タイラー作曲)

9位と同じ曲ですがこちらは劇中でかかるためよりドラマチックな曲となっています。『アイアンマン3』はアイアンマンシリーズの中で一番トニーがヒーローとしての自分のあり方に悩む話であり、彼にとって試練の物語でした。この先彼を待ち受ける運命を示唆する曲となっています。

 

4位『アベンジャーズ/エンドゲーム』から「Main on End」(アラン・シルヴェストリ作曲)

『アベンジャーズ/エンドゲーム』のエンド・クレジットにかかる曲です。ラスト・シーンのスティーブとペギーのダンス、そのレトロなダンス・ミュージックがしばらく流れたあとこの曲にかわります。この曲にあわせアベンジャーズのヒーロー(サノスも含む)が次々と紹介されていく、そして最後の盛り上がりのところで初期アベンジャーズであるホークアイ、ブラック・ウィドウ、マイティ・ソー、ハルク、キャプテン・アメリカ、そしてアイアンマンが次々と登場。壮大な『アベンジャーズ/エンドゲーム』の“カーテンコール”を盛り上げる曲でした。

 

3位『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』から「Help Arrives」(アラン・シルヴェストリ作曲)

全MCUの中で、最も印象に残るシーンは?というアンケートをとったら間違いなく、この曲がかかるこの場面をあげる人が多いと思います!『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』でピンチに陥ったワンダとヴィジョン。2人が運命を覚悟した時、すっと現れる影。スティーブ・ロジャースです!そしてファルコン、ブラック・ウィドウがかけつける!まさに待ってました!の「Help Arrives」(訳:“助けが来た!”)なのです。そのカタルシスと曲の盛り上げで、劇場内で拍手が起こったことを覚えています。

 

2位『アベンジャーズ』から「The Avengers」(アラン・シルヴェストリ作曲)

もう説明はいりません。『アベンジャーズ』と言えばこの曲ですね!このメロディを聞くと本当にアベンジャーズが駆けつけてくれた、そんな気持ちになります。名作ヒーロー映画には名テーマ曲が欠かせないのですが、この『アベンジャーズ』の楽曲も名曲の仲間入りをしました。日本のバラエティ番組でもよくこの曲が使われていますよね。そのくらいみんなに親しまれ、聴くと気分が高揚します。自分が楽器とかできたらぜひ演奏してみたい。

 

1位『アベンジャーズ/エンドゲーム』から「Portals」(アラン・シルヴェストリ作曲)

納得の1位です。このタイトルの「Portals」とは時空・次元を超える穴。サノスの激しい攻撃・大軍隊の前に立ち向かっていこうとするキャプテン・アメリカたちの前に、ポータルを通じて多くのヒーローが復活。駆け付けます。『アベンジャーズ/エンドゲーム』の、いや全MCUを通じての最高の胸アツ・シーンでしょうか? そして全ヒーローたちが集結。キャプテン・アメリカの「アベンジャーズ!アッセンブル」の声とともに最終決戦となります。

このシーンを観るために今までずっとMCUを観続けたと言っても過言ではありません(笑)。そしてこのシーンをもりあげるのがこの曲。導入のポータルが次々と空いてヒーローたちが徐々に集結する感じ、そしてヒーローたちのアベンジ(反撃)開始…この曲を聴くだけであの興奮が蘇ります。

 

いかがでしょうか?曲をきいて映画のシーンを思い出す。そのシーンを思い出すと勇気が出る。なぜならこれらの曲にのって描かれるシーンの多くはヒーローたちが立ち上がり、敵に立ち向かっていく胸アツの場面ばかりだからです(なおここにはセレクトされていませんが筆者の好きなMCUの曲は『キャプテン・マーベル』の「Captain Marvel」。主人公のパワーが覚醒しその先に希望が見えてくる、とても前向きな気持ちにしてくれる素敵な曲です)。

出勤や通学の時は『アベンジャーズ』の曲にのって家を出る。作業の時のBGMは『アイアンマン3』の軽快なミュージック等、あなたの毎日のシーンにMCUの曲をあてはめてみてください。まさにキャプテン・アメリカやアイアンマンがあなたの背中を押してくれるような気持になりますよ。

MCUの曲がいざなうもう一つのMCU=“ミュージック・シネマティック・ユニバース”にぜひ浸ってください。

Written by 杉山すぴ豊


マーベルの音楽を集めたプレイリスト『MARVELベスト』

 


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