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新進気鋭チェリスト 佐藤晴真が、さらなる飛躍を遂げて挑む待望のセカンド・アルバムを11月リリース

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2019年、長い伝統と権威を誇るミュンヘン国際音楽コンクールチェロ部門において日本人として初めて優勝する快挙を果たした23歳のチェロ奏者、佐藤晴真のセカンド・アルバム『SOUVENIR~ドビュッシー&フランク作品集』が2021年11月3日に発売される事が決定した。

アルバム『SOUVENIR~ドビュッシー&フランク作品集』は、2021年11月7日から開催が予定されている佐藤晴真チェロ・リサイタルに合わせてリリースされるもので、フランスで活躍したドビュッシーとフランクのソナタを中心に、「月の光」「美しき夕暮れ」といった編曲小品など、フランスのチェロ作品の美点を十分に組み込んだ1枚となっている。

また、デビュー・アルバム『The Senses~ブラームス作品集』とは打って変わり、ドビュッシーは自然から、フランクは教会でのオルガニストとしての経験から、特別なインスピレーションを得ており、ブラームスの人間味溢れる暖かさに対して、この二人からは、人が触れられることのできない神秘的・精霊的な世界が描かれているという。

そして今作には、11月のリサイタルで共演が予定されているピアニストの髙木竜馬、ドビュッシーの小品には日本を代表するハーピストの吉野直子を迎え、長野県にある軽井沢大賀ホールで5日間に亘ってレコーディングが行われた。

今作のセカンド・アルバムについて佐藤晴真は、「前回のブラームス曲集とは打って変わり、フランスで活躍したドビュッシーとフランクにフォーカスしたアルバムです。ドビュッシーの自然との共鳴、フランクの神との対話を是非お聴きください。ピアニスト髙木竜馬さん、そしてハーピスト吉野直子さんとの特別なアンサンブルで、皆様に少しでも非日常をお届けできれば幸いです」とコメントを寄せている。

佐藤晴真は、昨年11月にリリースしたデビュー・アルバム『The Senses ~ブラームス作品集~』が、「第13回CDショップ大賞2021・クラシック賞」を受賞するなど、すでに大きな話題となっている。


■アーティスト情報

佐藤晴真

現在、その将来が最も期待される新進気鋭のチェロ奏者。2019年、長い伝統と権威を誇るミュンヘン国際音楽コンクール チェロ部門において日本人として初めて優勝して、一躍国際的に注目を集めた。18年には、ルトスワフスキ国際チェロ・コンクールにおいて第1位および特別賞を受賞している。

ほかにも泉の森ジュニア チェロ・コンクール金賞、全日本学生音楽コンクール第1位および日本放送協会賞、日本音楽コンクール第1位および徳永賞・黒柳賞、ドメニコ・ガブリエリ・チェロコンクール第1位、アリオン桐朋音楽賞など、多数の受賞歴を誇る。

すでに国内外のオーケストラと共演を重ねており、室内楽公演などにも出演して好評を博している。NHKテレビ、NHK-FMにもたびたび出演。18年 、ワルシャワにて「ショパンと彼のヨーロッパ国際音楽祭」に出演。19年には、本格デビューとなるリサイタル公演を成功裡に終える。 今後もプラハ放送響など国内外のオーケストラに招かれており、リサイタル、弦楽四重奏など室内楽公演も予定している。

20年11月には、名門ドイツ・グラモフォンよりデビュー・アルバムとなる『The Senses~ブラームス作品集~』をリリース。

これまでに、林良一、山崎伸子、中木健二の各氏に師事。現在は、ベルリン芸術大学にて J=P.マインツ氏に師事している。

13年 東京都北区民文化奨励賞受賞。15年 ヤマハ音楽振興財団奨学生。16年度東京藝術大学宗次特待奨学生。18年ロームミュージックファンデーション奨学生。20年 第18回齋藤秀雄メモリアル基金賞、第30回出光音楽賞受賞。 使用楽器は宗次コレクションより貸与されたE.ロッカ 1903年。 ベルリン在住。

(2021 年 9 月現在)


■リリース情報

『SOUVENIR~ドビュッシー&フランク作品集/佐藤晴真』
佐藤晴真
2021年11月3日発売
CD



 

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