米インストゥルメンタル・ユニット、バルモレイの最新アルバム『The Wind』が4月9日リリース

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© Bartek Barczyk

米テキサス州のインストゥルメンタル・ユニット、バルモレイが、ドイツ・グラモフォンとのデビュー・コラボレーションによるニュー・アルバム『The Wind』を4月9日にリリースする。

『The Wind』は自然界とその儚さについての瞑想、空気のないフランスの谷間に風を運んだ聖人の昔話、環境活動家のグレタ・トゥーンベリが大西洋を横断した時の思いなど、様々なインスピレーションを受けた12曲のトラックで構成されている。また、先行シングル 「Rose in Abstract」は全てのストリーミング・プラットフォームで配信している。

本作はバルモレイのオリジナル・メンバー、ロブ・ロウとマイケル・A.ミュラーによるデュオとしての新たな始まりでもある。人里離れたテキサス州の大自然にあるロウの家で、2人は新たな作曲プロセスを切り開くことができた。

また、作曲期間の終わり近く、ロウは13世紀に出版された西洋中世奇譚集成『皇帝の閑暇』の翻訳を発見した。この物語は、アルルの大司教が荒涼とした谷間に潮風を運び、それを放ってその場所を「実り豊かで健康的な場所」にするというもの。「私たちが作った音楽に共鳴するメタファーだと感じました」とロウは話す。「風は再生のためにある」。

先行シングル「Rose in Abstract」では、ロウとミュラーが初めて二人でピアノを演奏した。イントロでは友人のニルス・フラームのパイプ・オルガンを使い、ホルン奏者のモリス・クリフイス(スターゲイズ・コレクティヴ)、チェリストのクラリス・ジェンセン、のヴォーカリストのリサ・モルゲンスタンと協力し、曲に幅と色彩を加えている。

「もしも私たちの物語の中に登場人物が存在するとしたら、この作品で彼女は物事が変化していることに気づくかもしれません。」とロウは語る。


■アーティスト情報

バルモレイは2006年、ロブ・ロウとマイケル・A.ミュラーがサマー・キャンプで出会い、音楽作りを始めたテキサス州西部の小さな町にちなんで名付けられた。ユニットは徐々に大きなアンサンブルへと発展し、アメリカとヨーロッパでツアーを行う。

近年、ロウとミュラーはデュオとして新しい音楽を書くためにテキサスに戻り、彼らの原点に立ち返りながら、世界最古のクラシック・レーベル、ドイツ・グラモフォンとの新たな一歩を踏み出し、最新アルバム『The Wind』を発表する。


■リリース情報


2021年4月9日発売
『The Wind』
バルモレイ
iTunes / Amazon Music / Apple Music / Spotify

収録曲:
1. Day Dawns In Your Right Eye
2. Rose In Abstract
3. La Vagabonde
4. Landlessness
5. Evening
6. The Myth
7. V
8. Ne Plus Ultra
9. Nos
10. Vent Pontian
11. The Crush
12. Night Falls In Your Left




 

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