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ブラジルの歌姫、アニッタ最新作『EQUILIBRIVM』より、「Meia-Noite」MV公開

ブラジル出身のシンガーソングライター、アニッタ(Anitta)の8作目のスタジオ・アルバム『EQUILIBRIVM』が2026年4月17日にリリースされた。この作品と連動したビジュアル・プロジェクト“FÉ E FESTA(信仰と祝祭)”の第2章として、アルバム発売にあわせて公開された「Desgraça」の続編にあたる「Meia-Noite」のミュージック・ビデオが公開された。
「Meia-Noite」では、スピリチュアリティや愛、信仰、そして女性のエンパワーメントといったテーマを、ブラジル文化に根ざした視覚言語を通じてさらに掘り下げている。
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プレスリリースによれば、「Meia-Noite」はファンキ・カリオカに、ブラジルの民間信仰カンドンブレの聖歌的要素を融合させ、エシュ(男性的エネルギーの擬人化)やポンバジーラ(女性的エネルギーを擬人化)にまつわる霊的エネルギーを表現したものだ。同ビデオには、リオのサンバ・スクール”パライゾ・ド・ツイウチ”のドラム隊クイーンであるマヤラ・リマが特別出演している。
アニッタは声明で、この曲が“夜”と“パワーが宿る場としてのストリート”と深く結びついていると語り、ブラジルのルーツと巨大なファンク・サウンドシステム(パレドン)を組み合わせることで、夜の儀式のような雰囲気を生み出していると説明している。
「Meia-Noite」のミュージック・ビデオは、巨大なパレドンの前に円形に配置されたアタバキの演奏から始まり、周囲には炎を灯した土器が置かれている。アニッタはルシアナ・シャヴィエールによる振付でマヤラ・リマと共演し、映像にはオリシャ(ブラジルのアフリカ系宗教において、自然現象や神の力を表す精霊)の原型的な動きを表すマクレレやポンバジーラに関連するモチーフを取り入れてられている。
『EQUILIBRIVM』のクリエイティブ・ディレクターを務めるニディア・アラーニャは、ファンクの表現様式において、身体こそが伝統と現代的表現をつなぐ架け橋となると述べている。また、アーティストのラファ・シャヴェスによる作品も登場する同ビデオについて、製作を手掛けたGinga Picturesの共同創設者フェリペ・ブリットは、これらの文化的要素を単なる視覚的な装飾として扱うのではなく、細心の注意と確かな視点を持って取り組んだと語った。
全15曲を収録したアニッタの最新アルバム『EQUILIBRIVM』には、シャキーラ、リニケル、マリーナ・セナ、ルエジ・ルナ、エボニー、パパチーニョ、リンコン・サピエンシア、キング・セインツ、メリー、オス・ガロティン、ロス・ブラジレーロス、ポント・ヂ・エキリブリオ、エマナズルといった多彩なアーティストがゲスト参加している。
アニッタのカーニバル・ツアーで初披露された「Meia-Noite」は、先日、ブラジルのTV番組”Domingão com Huck”でもルシアナ・シャヴィエールを迎えてパフォーマンスが披露された。アルバムのビジュアル・プロジェクトは今後も続き、「DEUS MÃE」が4月28日、「RENASCIMENTO」が5月7日、「So Much Love」が5月19日、「Deus Existe」が5月26日に公開予定となっている。
Written By uDiscover Team
アニッタ『EQUILIBRIVM』
2026年4月17日
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