スタックス・レコードのレジェンドたちその3:ウィリアム・ベル

December 1, 2017


スタックス・レコードのレジェンドたちその3:ウィリアム・ベル

スタックス・レコードを築く上で貢献した偉大な人物を取り上げたミニ・ドキュメンタリー・シリーズとして、今回はスタックス初期、そして近年にも再びスタックスの歴史に名を刻んだ人物を紹介しよう。ウィリアム・ベル、本名ウィリアム・ヤーボローは、1939年にメンフィスで生まれ、自身のキャリアの最初と最後を、かの有名なレーベルに支えられたことについて著者と話をしている。スタックスは60周年を記念してスタックス60キャンペーンを行っている。

オーディオ・フィーチャーでは、最初はデル・リオのメンバーとして活動し、駆け出しのエンタテイナーとソングライターだった自身が形成されていった時期について話している。スタックスに入った時、ウィリアム・ベルとバンド・メンバーはすぐに重要な役割を与えられた。「カーラ・トーマスの‘Gee Whiz’のバッキング・ヴォーカルを務めるグループを探していて、俺のことを知っていたから、やってくれないかと頼まれたんだ」。楽曲は1960年にスタックスの元の名前、サテライトからリリースし、1961年にR&Bトップ5のヒット曲となった。 

そして、ウィリアム・ベルのソロ活動がついに始動し、1961年の名作「You Don’t Miss Your Water」で会社の成功に弾みをつけた。R&Bチャートに入らず、ポップのリストにもかろうじて入ったほどだったが、のちにウィリアム・ベルを代表する曲のひとつとなった。
「スタックスが最初に契約した男性のソロ・ミュージシャンの1人だったんだ」とウィリアム・ベルは話す。「ルーファスとカーラ(・トーマス)はデュエットとして、それにマーキーズがいて、それで俺の‘You Don’t Miss Your Water’があって」。そして、1960年代に様々な人種のミュージシャンが所属していたスタックス・ファミリーとして築いた友情について話し、それはスタジオの中だけではなく、お互い社交的に付き合っていく中で実った絆だと話す。その中で、時折エルヴィス・プレスリーとも遊んだという話題も浮上するので、お聞き逃しなく。

また、「I Forgot To Be Your Lover」やジュディ・クレイとの見事なデュエット「Private Number」など、ウィリアム・ベルの最も愛される楽曲も一部お届けする。レーベル・メイトのブッカー・T・ジョーンズと共に書き上げ、アルバート・キングによりスタックスでレコーディングされた「Born Under A Bad Sign」の新しいヴァージョンで最新の話にも触れる。ウィリアム・ベルは2016年にスタックスに凱旋したことを機に、アルバム『This Is Where I Live』でこの曲を再訪し、アルバムはグラミー賞の最優秀アメリカーナ・アルバムを受賞した。

「スタックスの60周年で、40年という時を経て俺もスタックスに戻ってきた。時には原点に戻ったと思うこともあるけど、ホームに帰るっていうのはいつでもいいものさ」。

Written by Paul Sexton

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