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ザ・ローリング・ストーンズ60年代の軌跡とメディア露出を解説した新刊『Rolling Stones On Air In The Sixties』発売

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1960年代の間ずっと、ザ・ローリング・ストーンズはデルタ・ブルースのカバー「Little Red Rooster」から世代を定義するオリジナル曲「Paint It, Black(邦題: 黒く塗れ!)」や 「Jumpin’ Jack Flash」、新人ロックン・ロール・バンドが倣うよう見本を固めたアルバム『Beggars Banquet』や『Let It Bleed』まで、圧倒的な量のクラシック・シングルや革新的なアルバムを積み重ねてきた。しかしバンドのレコーディングの経歴だけでは、ストーンズの魅力の半分しか伝えられない。最初のシングルをリリースしてから半世紀以上が経つというのに未だスタジアムが完売する彼らのライヴ・パフォーマンスの評判が、ザ・ローリング・ストーンズを世界を代表する偉大なロックン・ロール・バンドにしているのだ。9月26日に発売となった書籍『Rolling Stones On Air In The Sixties: TV And Radio History As It Happened』では、ザ・ローリング・ストーンズのこのレコーディングとライブとの平行した経歴が解明されている。(翻訳版発売情報はなし:2017年9月25日現在)

Rolling Stones On Air Book Review

場合によっては、“ライヴ・パフォーマンス” はちょっと誤った呼び方かもしれない。BBCはテレビでバンドが出演する時に、実際に演奏をせず当てぶりで出演させるというポリシーを持っていたが、そうであっても何から何までビートル・マニアと同じぐらい、彼らの存在感だけで少年少女たちを熱狂させるほどザ・ローリング・ストーンズには魅力があった。ファンのあげる悲鳴は、ストーンズの演奏の音量を時にはかき消すほどのヴぉビュームで1963年の時点でミック・ジャガーはステージに彼らを迎えるファンのヒステリー的な熱狂に驚き、その状態に少なからず恐れおののいている生真面目な音楽雑誌の人間にすると、ストーンズはステージから引っ込んで欲しいと願うほどだった。

「保護者たちはザ・ローリング・ストーンズを嫌っている…。息子たちには彼らのように育って欲しくない、娘たちには彼らのような人間と結婚して欲しくないと思っている」と1964年、ロンドンの夕刊紙イブニング・スタンダードは親たち動揺を記していた。親たちがそうだったとしても、子供たちはこの熱狂の中で一致団結していた。そしてザ・ローリング・ストーンズ達にとってのアイドルであるマディ・ウォーターズはザ・ローリング・ストーンズがカヴァーした「I Just Want To Make Love To You(邦題: 恋をしようよ)」を気に入り、若きロックン・ロールの卵を“僕のボーイズ”と称賛している。

刺激的な写真、当時の新聞や雑誌の切り抜きやフライヤーが詰め込まれた大型豪華本『Rolling Stones On Air』は60年代のザ・ローリング・ストーンズが行ったラジオやテレビのパフォーマンスを集めたカタログ本の域をはるかに超えている。ザ・ローリング・ストーンズのオーディションを却下したことがあるBBCに関する豆知識や、バンドが成功した1964年には、5人組のストーンズに対応するため、当時4人用だった音楽番組「Juke Box Jury」のセットを5人用に変更しなければならなかったことも含まれている。60年代でイギリスのポップ・カルチャーの顔を変える手助けをしてきた音楽番組の『Ready Steady Go!』や『Thank You Lucky Stars』、ブライアン・マシューが司会を務めた『サタデー・クラブ』のストーンズの出演情報の詳細も掲載されているだけではなく、ガイド役のuDiscover Musicのリチャード・ヘイヴァーズにより、歴史的に最もクリエイティヴな数十年を通じて、イギリスのカウンターカルチャーがどのように発生し、進化したのかも解説されている。そして、その激動の時代の中心にザ・ローリング・ストーンズが常にいたのかということも。

年を追うごとに過去の記憶というのは薄れていくものだが、『Rolling Stones On Air』を読むと活気あるデザインから豊富な写真と身の回りの品まで、1963年から1969年の時間を鮮明に蘇らせてくれる。1964年1月26日の『Top Of The Pops』のセットでレザー・ジャケットを着用しているビル・ワイマンの姿があると思えば、ステージの袖に座り、学生っぽく見える少年のような態度でグレーのニット・ジャンパーを纏ったミック・ジャガーがいる。彼らは20代になったばかりだったが、しかし世界を変え始めていた。

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Photo: Getty Images/Stanley Bielecki, ASP, Hulton Archive

60年代が終わるころ、完全にその革命は起こった。1969年12月に行われたロックン・ロール・サーカスのミックの写真を見ると、悪魔の生まれ変わりでないとしたら、集中攻撃の嵐の渦中にいる旋舞教団とでもいうようなミック・ジャガーが写っている。それがハイドパークのステージだろうが、エド・サリヴァン・ショーのステージだろうが、ロックの神の生まれ変わりザ・ローリング・ストーンズは、60年代を群衆の先頭に立ち、彼らを模倣するロック・キッズを次々と生み出し、何もかも完璧な活動時期へと移行していくのだ。

ロンドンのデルタ・ブルースの野次馬ファンがどのようにメインストリームに侵入し、イギリスの地元の電波に乗って当時の体制を華々しくめちゃくちゃにしてことが、全て『Rolling Stones On Air』には書かれている。それはロックン・ロールだけの話ではなかった。文化的に我々は誘拐されたようなものだ。そして私たちは今や、それを死ぬほど愛している。

Written by Jason Draper



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