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ハロウィンに聴きたいロブ・ゾンビの血が滴る20曲

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Rob Zombie In 20 Songs Artwork

アヴァンギャルド・メタルの創始者で映画監督としても全米1位を記録する大スターのロブ・ゾンビは、平均的なヘヴィ・メタル・ミュージシャン達を超越する功績を残している。家族と友人にはロバート・カミングスという本名で知られるロブ・ゾンビは、ダークで屈折した素晴らしいアイディアを、血が滴るラウドでシネマティックな作品に変え、約30年に亘り見事な楽曲をレコーディングしてきた。

幼少期のホラーと不気味なものに対する興味が、ブルー・オイスター・カルト、KISSアリス・クーパーといったロック・レジェンド達に代表される70年代クラシック・ロックと合わさって、ロブ・ゾンビというペルソナが誕生した。そして、今では伝説のバンドとなったホワイト・ゾンビが結成されたのである。18歳でニューヨークに移住し、パーソンズ・スクール・オブ・デザインでアーティストとしてのキャリアを追い始めたロブ・ゾンビは、ゆっくりと彼のペルソナを進化させていった。

当時はさびれていたNYのイースト・ヴィレッジの悪名高きクラブ、CBGBに通っていたロブ・ゾンビは、パンクからメタルまで幅広いバンドがステージに上がるのを見たが、その多くが、彼のお眼鏡にはかなわなかった。ロブ・ゾンビは、ニューヨークのアート・ロック・シーンの派手さとショーマンシップは革新性に欠けると感じ、80年代半ばに、当時の彼のガールフレンド、ベーシストのショーン・イスールトことショーナ・レイノルズと共に、ホワイト・ゾンビの青写真を考案。バンド名は、1932年公開の現存する世界初の長編ゾンビ映画と言われる同名のホラー映画に由来している(*訳注:映画の邦題は『恐怖城』)。彼らの動機は、バンドのサウンドとパフォーマンスの両方において、実験的ロック、アート・ノイズの境界線を広げることだった。

Rob Zombie Thunder Kiss 65 Single Cover

予測のつかないロブ・ゾンビのキャリアは、NYのクラブを回る中で存在感も大きくなり前進を始めた。地元である程度の支援を獲得し、アンスラックス、ダンジグ、メガデスといったバンドの前座を努めたホワイト・ゾンビは、80年代のメタル・シーンで大きな存在に成長していった。オーディエンスは、彼らのパンクに影響を受けた終末的なノイズをどう受け止めるべきか分かっていなかったようだが、ホワイト・ゾンビには人を惹き付ける魅力があった。1989年発表の彼らのサードEP『God Of Thunder』が、ゲフィン・レコードのA&Rエグゼクティブでありメタリカと契約した人物、マイケル・アラゴの目に留まった。1992年、バンドはサード・アルバム『La Sexorcisto: Devil Music, Volume 1(邦題:セクソシスト~デビル・ミュージックVol.1)』を発表。「Thunder Kiss’65’」や「Black Sunshine」といった人気の曲を収録したこのアルバムは、ロブ・ゾンビのキャリアを決定づける作品となった。

ホワイト・ゾンビのメジャー・デビュー作は革新的な作品であり、B級映画の音響サンプルを、インダストリアル・エレクトロ・サウンドと唸りを上げる怒りに組み込んでいた。このアンダーグラウンド・ミュージック界の私生児的な交配は、世界中の熱狂的なメタル・ファン、パンク・ファン、そしてオルタナティヴ・ノイズ・ファンに注目された。その結果、200万枚以上のセールスを達成して、ダブル・プラチナムになった。

93年の末、ロブ・ゾンビはロサンゼルスに移住し、充分な予算で自分のやりたい制作ができるようになっていた。そこで生み出されたのが、さらにサウンドと作曲の境界を広げ、90年代のヘヴィ/オルタナティヴ・ロックの定型を再発明した記念碑的なアルバム『Astro Creep:2000』だ。

Rob Zombie More Human Than Human Single Cover

1995年4月に発表された『Astro Creep:2000』は、1992年のパンテラの名作『Vulgar Display Of Power(邦題:俗悪)』の足跡を辿り、マルチ・プラチナムを達成した。しかし、この作品は、90年代において最も売れたロック/メタル・アルバムに入ったものの(それは「Super-Charger Heaven」や、全米10位を記録した「More Human Than Human」といったシングルヒットのおかげでもある)、ホワイト・ゾンビの最後のアルバムとなった。バンドの過酷なツアー・スケジュールが、終焉を招いたのだ。しかしながら、ホワイト・ゾンビの解散は、ロブ・ゾンビ自身が大物ロック・スターになる上で必要不可欠だったのかもしれない。1996年の終わりに、ロブ・ゾンビは新しい夜明けを見ることになる。

Rob Zombie Dragula Single Cover

ホワイト・ゾンビの突然の死によって、ロブ・ゾンビは映画への情熱を思い出し、その情熱に火をつける時間を得た。90年代末の終わりに、ゴスに影響された名作映画『The Crow』の続編の脚本を書き、制作が承諾された。これは最終的には制作に至らなかったが(ロブ・ゾンビの映画キャリアは、その数年後に始まる)、そのため、彼は再び音楽に集中するようになる。発表の1日前に先行シングル「Dragula」を出したソロ・デビュー・アルバム『Hellbilly Deluxe』は、1998年8月25日に発表された。「Meet The Creeper」とセカンド・シングルの「Living Dead Girl」が収録されている。

ホワイト・ゾンビのテンプレートから遥か遠く離れてはいなかったが、ソロ・アーティストとしてのロブ・ゾンビは、B級映画と70年代の田舎の白人を描いたホラーへの愛を開拓した。モトリー・クルーのドラマー、トミー・リーが参加した『Hellbilly Deluxe』は、ロブ・ゾンビが新たに発見した創造上の自由を、はっきりと明言する作品となった。次にミュージシャンから脚本家に切り替えた彼は、初の長編映画監督デビュー作となる『マーダー・ライド・ショー』を書き始めた。

2001年発表の2枚目のソロ・アルバム『The Sinister Urge』は、オジー・オズボーン、ジェーンズ・アディクションのクリス・チェイニー、ビースティ・ボーイズのDJであるミックス・マスター・マイク、スレイヤーのケリー・キング、トミー・リーと豪華なゲストをフィーチャー。トミー・リーはドラムも担当している。「Go To California」、「Scum Of The Earth 」、「Never Gonna Stop (The Red, Red Krovvy)」、「Bring Her Down (To Crippletown)」等、ファンに人気の曲を収録したアルバムは、世界各地でプラチナム・アルバムを達成する成功を収めた。

ロブ・ゾンビの市場価値が過去最高になった2003年、2000年に撮影を終えていた映画『マーダー・ライド・ショー』が、遂に公開された。この映画の成功を受け、2005年には2作目の映画『デビルズ・リジェクト マーダー・ライド・ショー2』を公開。その翌年に、シングル「American Witch」や「Foxy Foxy」を収録した3枚目のソロ・アルバム『Educated Horses』を発表した。これは彼のキャリアで最も不可解な作品となったが、それでも全米アルバム・チャートで5位を記録した。

Rob Zombie 2016 The Electric Warlock Acid Witch Satanic Orgy Celebration Dispenser

ロブ・ゾンビは再びミュージシャンから映画製作者にスイッチし、新しいプロジェクトに取りかかった。その後10年間、彼は映画監督としてもアーティストとしても目覚ましい業績を達成した。2007年、70年代のホラー映画『ハロウィン』のリメイクが大ヒット。2010年のアルバム『Hellbilly Deluxe 2』からは、「Sick Bubblegum」と「What?」がシングルとして発表された。2013年発表の『Venomous Rat Regeneration Vendor(邦題:戦慄のラット・ヴェンダー)』は、「Teenage Nosferatu Pussy」、「Ging Gang Gong De Do Gong De」、「The Girl Who Loved The Monsters」、「Lucifer Rising」等、収録曲も長いタイトルが多かった。世界中のアルバム・チャートで好成績を残したこれらのアルバムは、ロブ・ゾンビのミステリアスな要素が、今なお多くのファンを惹きつけていることを証明している。

Rob Zombie Rob Zombie The Electric Warlock Acid Witch Satanic Orgy Celebration Dispenser Album Cover

活動をスロウ・ダウンさせることのない彼は、2016年1月、過去最高に不穏な最新映画『31』を公開後、シングル「Well, Everybody’s Fucking In A UFO」を発表。続いて、6枚目のアルバム『The Electric Warlock Acid Witch Satanic Orgy Celebration Dispencer』をリリースした。その素晴らしく屈折したダークな知性のおかげで、ロブ・ゾンビは、ロック界の夢想家、あるいは現代のクリエイティヴな海賊として、君臨し続けている。

Written By Oran O’Beirne




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