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ジョン&ヨーコの「Happy Xmas (War Is Over)」:発売50周年を迎えたクリスマスの名曲

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全英チャートには妙なジンクスがある。現在クリスマス・ソングの名曲として知られる曲の多くが1位を獲得していないのだ。

ザ・ポーグスの「Fairytale Of New York(ニューヨークの夢)」は、初めて発売されたときは2位止まり。ウィザードの「I Wish It Could Be Christmas Every Day」はトップ3にさえ入らず、最高4位がやっと。

そして同じく最高4位に留まったのが、もはやクリスマスの定番となっている「Happy Xmas (War Is Over) / ハッピー・クリスマス (戦争は終った)」である。クレジットを正確に引き写せば録音したのは「ジョン&ヨーコ/プラスティック・オノ・バンド/ザ・ハーレム・コミュニティ・クワイア」だ。

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HAPPY XMAS (WAR IS OVER). (Ultimate Mix, 2020) John & Yoko Plastic Ono Band + Harlem Community Choir

これはジョン・レノンザ・ビートルズを離れて出した7枚目のシングルで、作曲にはアコースティック・ギターが使われていた。1971年10月にデモが録音され、アメリカではその年のクリスマス向けシングルになったが、その段階ではイギリスで発売されなかった。その原因は、ジョン・レノンがザ・ビートルズの音楽出版社ノーザン・ソングズと衝突したことにあった。それが響いた結果、イギリスでの発売は1年も先になってしまったのだ。

war is over

とはいえアメリカでも「Happy Xmas (War Is Over) 」の発売時期が通常のクリスマス曲と比べて遅く、クリスマスの直前の12月1日だったため、ラジオで放送される機会があまりなかった。キャッシュボックス誌のシングル・チャートではかろうじてトップ40にランク入り、一方Billboard誌では、シングル・チャートではなく別のクリスマス・シングル・チャートで扱われたため、さらに目立たない場所に追いやられていた(ただし、そのクリスマス・チャートでは最高3位に達している)。

ようやく翌年になってイギリスで発売されたこの曲は、1972年12月9日、全英シングル・チャートに初登場し、23位を記録。順位はその後16位に上がったが、急上昇したのはクリスマス直前のチャートでのことだった。この年の最後の2週間は4位を維持している。

クリスマス・ソングではよくあることだが、「Happy Xmas (War Is Over) 」は何度もチャートに返り咲いている。特に1980年、ジョン・レノンの悲劇的な死のあとは2位にまで上昇。そのあとも幾度となくチャート入りを記録している。最近では2007年にトップ40入りを果たしている(最高40位)。

Written by Paul Sexton

Happy Xmas (War Is Over)


ジョン・レノン『Imagine : The Ultimate Collection』
① スーパー・デラックス・エディション
<4CD + 2ブルーレイ収録、豪華本付ボックス・セット輸入国内盤仕様/完全生産盤>


 

 

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