バリー・ホワイトが大ブレイクした1974年と自身初の全米1位曲とは?

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もし1973年がバリー・ホワイトにとって良い年であったとすれば、彼にとって74年は信じられない年となった。ソングライターでありプロデューサー、そして1972年にラヴ・アンリミテッドの「Walkin’ In The Rain With The One I Love(邦題:恋の雨音)」に登場する“電話の声の主”としてこれをきっかけにチャートで成功して名声を手にするまで、このテキサス出身のマルチなアーティストには長い下積み時代があった。

そんな苦労人バリー・ホワイトは、1973年に「I’m Gonna Love You Just A Little More Baby」でR&Bチャートで1位を取ると、ポップ・チャートでも3位を記録、その後も3枚のTOP10・ソウル・ヒットが続いた。同時に、彼は1974年初頭にラブ・アンリミテッド・オーケストラ名義のストリングス主体のインスト曲「Love’s Theme(邦題:愛のテーマ)」で初のポップ・チャート1位を獲得した。

この時点で、ファン達のバリー・ホワイトの新曲への期待は大きくなっていた。そして、8月の第1週のチャートで「Can’t get Enough of Your Love, Babe(邦題:あふれる愛を)」が初登場で最も好成績となる51位で全米シングル・チャート入りを果たした。それは、ディオンヌ・ワーウィック&ザ・スピナーズの「Then Came You(邦題:愛のめぐり逢い)」がチャート入りした1週間前であり、同じ8月の第1週に期待の新人と言われていたスティーヴィー・ワンダーの「You Haven’t Done Nothing(邦題:悪夢)」よりも40位も高いチャートでデビューであった。

7週間後、「Can’t get Enough of Your Love, Babe」はエリック・クラプトンの「I Shot The Sheriff」に代わり堂々とチャートの首位を飾っていた。エリック・クラプトンにとって唯一全米チャートで首位を飾ったシングルだったが、バリー・ホワイトのこの曲もバリー自身の名義で初の首位となった。

次いで「You’re The First, The Last, My Everything」も2枚連続の首位を飾るべくチャートを駆け上がったが、エルトン・ジョンがザ・ビートルズをカバーした「Lucy In The Sky With Diamonds」によって阻まれ、1975年1月に2週連続2位に留まった。ちなみに「You’re The First, The Last, My Everything」はUKチャートでは首位を獲得している。

Written by Paul Sexton



バリー・ホワイト『Can’t Get Enough』

  

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