ビーチ・ボーイズ&ジミー・バフェットらが特番での共演した映像が公開

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2018年7月4日夜、アメリカの公共放送PBSで放送された第38回独立記念日特別番組『A Capitol Fourth 2018』には豪華な出演者が顔を揃え、そのラインナップにはアメリカ音楽界のヒーロー、ジミー・バフェットとヒット・メドレーを披露したビーチ・ボーイズも含まれていた。その番組でのパフォーマンス映像がYouTubeでも公開となった。

この映像では、ビーチ・ボーイズのリード・ヴォーカルのマイク・ラヴとブルース・ジョンストンがジミー・バフェットと共に、「I Get Around」に始まり、「Kokomo」と「Fun, Fun, Fun」を披露する様子がフィーチャーされている。アメリカ合衆国議会議事堂のウエスト・ローンから生中継されたこのイベントには数千人もの観客が出席し、ビーチ・ボーイズのパフォーマンスの最後に花火が打ち上げられた。

司会を務めたジョン・ステイモスは、「これ以上の愛国イベントはありません!今年もアメリカ国民の皆様に、独立記念日の恒例テレビ番組をお届けできることを嬉しく思います。特にこのベテランの方々を迎えられたことを誇りに思います」と語った。

また、このイベントには、眩いまでの赤い衣装を纏ったテンプテーションズも登場し、彼らのモータウンからのクラシック・ナンバー「Get Ready」、「The Way You Do The Things You Do」、そして彼らにとっての国歌だという「My Girl」をなめらかなダンスと共に披露した。

その他にも、カントリー・スターのルーク・クームスやローレン・アライーナ、ルネ・フレミング、ペンタトニックス、ジョン・ウィリアムズ、セス・ウィナンスがパフォーマンスを披露した。ジミー・バフェットはビーチ・ボーイズのパフォーマンスへのカメオ出演を前に、彼の楽曲から着想を得て完成し、昨年から上演されているミュージカル『エスケープ・トゥ・マルガリータヴィル』の出演者たちと共にステージに現れた。このミュージカルは今年2月にマーキス劇場でブロードウェイ・デビューを果たし、2019年7月1日に幕を閉じる予定だが、10月からはロード・アイランド州のプロビデンスから国内ツアーをスタートする予定になっている。

一方で、ビーチ・ボーイズの名曲を新たなアレンジで楽しめるアルバム『The Beach Boys With The Royal Philharmonic Orchestra』はこれまでになかったアメリカン・ソングブックとして新たなファンを魅了している。特にイギリスでは、発売から2週に亘って4位をキープし、最新のオフィシャル・アルバム・チャートでは8位を記録している。

Written By Paul Sexton



ビーチ・ボーイズ『The Beach Boys with the Royal Philharmonic Orchestra』
好評発売中 品番  *日本盤のみSHM-CD仕様

   

 

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