ロンドンの「カムデン・ロック・フェス」にパブリック・イメ−ジ・リミテッド (PiL) が出演決定

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ポスト・パンクの巨匠、パブリック・イメージ・リミテッド (PiL) が、高く評価されているロンドンのカムデン・ロック・フェスティバルにて初めて演奏することになった。ソールド・アウトとなった6年目の2017年に続き、毎年開催されるこの北ロンドンのイベント、2018年の開催日は6月2日を予定している。

「やっと理由がつかめたんだ。どんな理由だろうが、昼夜問わず、カムデン・ウォークをやる理由を!」と、このイベントに対するコメントをフロントマンのジョン・ライドンが述べた。

「何年もの間、パブリック・イメージ・リミテッド (PiL) をブッキングしようとしていたので、遂に今年のカムデン・ロックに彼らを呼べて非常に光栄です」とイベント・オーガナイザーのクリス・マコーマックは興奮気味に話す。「ジョン・ライドンとセックス・ピストルズは僕が音楽にのめり込んだきっかけでした。個人的に最も大きな影響をうけ、もちろんフェスティバルに出演する多くのバンドにも影響を与えてきたはずです。彼らの40周年を記念してエレクトリック・ボールルームで見るパブリック・イメージ・リミテッド (PiL) はきっと素晴らしいものになるでしょう」。

200を超えるバンドとアーティストが20箇所を超えるカムデン・タウンの敬愛される会場に集結するこのフェスティバルには、マーキュリー賞にノミネートされたニューカッスル・アポン・タインを拠点に活動するマキシモ・パークも一流クラブ、ココにてヘッドラインを務めることが予定されている。

「通例のごとく、このフェスティバルは世間に認められたバンドが多くいるように、世に溢れている才能を世に出すことです。彼らが大スターになってしまう前に、素晴らしい新人アーティストをキャッチすべく早めに来場することをオススメします。もうひとつ、ドイツからビートステイクスが参加してくれることに非常に興奮しています」とクリス・マコーマックは続ける。「彼らは素晴らしいライヴ・バンドなんです。おかしなことにイギリスではあまり知られていないバンドですが、僕らが広める手助けをしたいと思っています」

ビートステイクスの他に、カムデン・ロックスは高評価のスコットランド出身のロックバンド、ツイン・アトランティックや、グレボの第一人者と言われるポップ・ウィル・イート・イットセルフ、元セックス・ピストルズのメンバーによるザ・プロフェッショナルズ、コービー出身のヘヴィ級バンド、レイジング・スピードホーン、“バーボンが染み込んだジプシー・ブルースのバップン・ストローラー”のアーバン・ヴードゥー・マシーン、そして多岐にわたるマンチェスターのパンクバンド、ソニック・ブーム・シックスらがスリル満点のステージと音をイベントで披露する予定。イベントの詳細はウェブサイトにて。

カムデン・ロック・フェスティバル 2018の会場には、ココ、エレクトリック・ボールルーム、ザ・アンダーワールド、ディングウォール、プラウド、ザ・キューバン、モナーク、ザ・リトルトン・アームズ、カムデン・アッセンブリー、デボンシャー・アームズ、ラウンドハウス・スタジオ、ダブリン・キャッスル、ブラックハート、フィドラーズ・エルボー、ディングウォール・キャナルサイド、カムデン・カヴァーン@ベルーシーズ、ハウリー・アームズ、ブリュードッグ、カムデン・マーケット、ザ・クレセントが予定されている。

カムデン・ロックス 2018はカムデンの神聖なロックンロール通りに衝撃的なイベントをもうひとつすでに予定しているようである。ジョン・ライドンが言うように、実際に足を運び、”カムデン・ウォーク” をすることをオススメする。

Written by Tim Peacock


 

 

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