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U2新曲「The Blackout」を公開。ニューアルバムと『The Joshua Tree』との類似性をジ・エッジが語る

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8月30日、U2が新曲「The Blackout」から15秒のプレヴューを公開した。この楽曲は現在、U2のFacebookページより、ビデオも視聴できるようになっている。

先週、U2はメールでファンに謎めいたプロモーション・レターを送り、「The Blackout」のリリースをほのめかしていた。しかし、この楽曲はダブリン出身の4人組の新作『Songs Of Experience』からのファンが初めて聴く曲になるが、リード・シングルではない。リポートによると、9月6日にリリースされる「You’re The Best Thing About Me」がリード・シングルとなるようだ。また、バンドは、5月から行われている彼等のヨシュア・トゥリー・ツアーで別の新曲「The Little Things That Give You Away」を披露している。

U2は当初、今年の初めに『Songs of Experience』をリリースすることを希望していたが、そのアルバムが完成間近になって、考えを変えたようだ。ギタリストのジ・エッジによると「選挙(ドナルド・トランプが勝利した)によって、世界が突然変わったんだ。そこで、ぼくらは、‘ちょっとまってみよう、この作品について考える時間を持ったほうがいいんじゃないだろうか、このリリースが世界がどうなっているのかと関連しているかを良く考えてみよう’と思ったんだ」 。

レポートによると、バンドは現在の世界の状況と彼等が『The Joshua Tree』となる作品に取り組んでいた80年代半ばの類似性を感じていたそうだ。当時のその作品は正式なアルバムとなり、その素晴らしい作品を全面的に表現するツアーも行われた。

「(当時は)休みなく動く時期だった」とジ・エッジは続けた。「(イギリスの首相の)マーガレット・サッチャーは鉱夫のストライキを阻止しようとしていた。中米にはあらゆる種類の欺瞞が満ち溢れていた。僕等はいまちょうどそんなところに戻っているように感じるんだ。僕たちは、自分たちの作品がその広がりのところで、元の場所に戻ったとは思わない。ただ、感じるんだ、‘ワォ、この曲たちは新しい意味を持ち始めた、3~4年前には持ち得なかった新しい奥深さを持ち始めた’ってね」

Written By Tim Peacock



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