『ミリオン・ダラー・カルテット』を基にした「サン・レコード」のテレビドラマ

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音楽ビジネスの話を脚色することは、ハリウッド、とりわけテレビ(すなわちアナログ盤的なメディア)にとっては、大変な領域になり得る。今回ロックン・ロールとサン・レコード初期の時代について書き下ろされた一連の脚本は、とても大掛かりなものだ。

トニー賞受賞ミュージカル『ミリオン・ダラー・カルテット』に基づき書かれた本作では、サン・レコードを代表する4人、エルヴィス・プレスリー、ジョニー・キャッシュ、ジェリー・リー・ルイス、カール・パーキンス、そしてこれを実現させた男サム・フィリップスの物語に触れている。

2月23日にアメリカ・ケーブル・ネットワークのCMT(ナッシュヴィルのカントリー・ミュージック・テレビジョン)で放映開始の全8回シリーズは、サン・レコード成功までの道のり、素晴らしい創設者及び初期ロックン・ロール・サウンドを形成したアーティスト達について描かれている。

必然的に、物語の舞台設定はメンフィスとなり、改革の時を迎えていた音楽と公民権運動に揺れる社会不安の時代を、年代順に追った記録だ。サン・スタジオは1950年代ヒルビリー・カントリー・ミュージックが、マディ・ウォーターズ、B.B.キング、ファッツ・ドミノやアイク・ターナー等アーティストによって作られた1950年代R&Bサウンドとぶつかった、音楽の決定的岐路を象徴していた。有名な4人以外にも、ルイスの従姉妹のジョナ・リーズ、ジミー・スワガート牧師、のケリー・ホリデイが演じるアイク・ターナー、トレヴァー・ドノヴァンが演じるエディ・アーノルド、そしてポーキー・ラファージが演じるハンク・スノウ等の役柄が登場している。

メンフィスの音楽的遺産であるレジェンド達を演じるこの俳優達にはやらなければならないことは山ほどあった。キャスト陣は、プレスリー役に新人で元エルヴィスのものまね俳優ドレイク・ミリガン、フィリップス役にチャド・マイケル・マーレイ、有名なプレスリーのマネージャーのコロネル・トム・パーカー役にビリー・ガーデル、キャッシュ役にケヴィン・フォンテーヌ、ルイス役にイギリス人俳優クリスチャン・リース、そしてパーキンス役にダスティン・イングラムが配役されている。

ショウの製作総指揮者はレスリー・グリフとギル・グラント、伝説の『ミリオン・ダラー・カルテット』レコーディング・セッション60周年直後に放送が始まる。舞台裏の様子を収めたティーザーは下記。

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