サブリナ・カーペンターの新作アルバム『Man’s Best Friend』8/29に発売
サブリナ・カーペンター(Sabrina Carpenter)が2024年8月に発売した『Short n’ Sweet』はタイトルこそ“短くて甘い”だったが、次の新作アルバムまでの発売期間はまったく“短く”はなかった。
彼女は今週初め、『Man’s Best Friend』と題された7作目のスタジオ・アルバムを2025年8月29日にリリースすることを発表した。
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今回の発表に先がけて配信でリリースされたリード・シングル「Manchild」は、カントリー・テイストのポップ曲で、前作『Short n’ Sweet』でもタッグを組んだジャック・アントノフとエイミー・アレンとの共作、共同プロデュースによるものだ。
楽曲は配信開始と同時に、SpotifyのSpotifyのUSチャートとグローバル・チャートでそれぞれ首位を獲得し、あわせて公開されたミュージック・ビデオも、現在までに2,000万回を超える再生数を記録している。
サブリナはRolling Stone誌のインタビューの中で、このニュー・アルバムについて次のように語っている。
「とにかく曲を作って、そのワクワクを感じて、次へと進むだけ。大げさに聞こえるかもしれないけど、足が動くうちに自分に何ができるか、それがすべて。今の私は柔軟で、それを活かさなきゃって、頭も冴えているから、曲を書こうって思える。何事も永遠には続かない。でもそれを悲観的には捉えていない。ただ純粋に、今は本当に美しい時間。だからこそ、この瞬間をしっかり味わって、感じたままに創作を続けていきたいの」
ジャック・アントノフもこう語っている。
「このアルバムには、僕が今まで聴いた中で最も実直だと感じるものがたくさんある。全体的にはお祝いのような雰囲気があるけど、歌詞のほとんどは、人間関係における失望と、それがどのような形で現れるかについて書かれたものなんだ。これは、あなたを失望させた人たちを祝福する作品だと思う」
ニュー・アルバム『Man’s Best Friend』は、昨年8月リリースされた彼女の出世作『Short n’ Sweet』に続く作品であり、サブリナはこのアルバムによって一躍世界的ポップ・スターの仲間入りを果たした。同作からのヒット曲「Taste」「Please Please Please」「Espresso」は、いずれもSpotifyで10億回再生を突破、全米シングル・チャート(Billboard Hot 100)でもトップ10入りを記録している。特に「Please Please Please」は、彼女にとって初の全米No.1シングルとなった。
サブリナは、今年2月に開催された第67回グラミー賞で自身初となる6部門にノミネートされ、『Short n’ Sweet』での“最優秀ポップ・ボーカル・アルバム”と、リード・シングル「Espresso」での“最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンス”の2部門を受賞。また、同時期にカントリー界のレジェンド、ドリー・パートンとのデュエット曲「Please Please Please」を含む、5曲の新曲が追加された同作のデラックス版もリリースされている。
現在サブリナ・カーペンターは、昨年9月にスタートした自身初のアリーナ・ツアー“Short n’ Sweet Tour”の真っ只中で、同ツアーは今年11月23日に幕を閉じる予定だ。
Written By Sam Armstrong
2025年8月29日
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