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デヴィッド・ボウイと共演した事のあるドニー・マッキャスリンの新しい音源

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過去3回グラミー賞のノミネートとなり、デヴィッド・ボウイの最終アルバム『Blackstar』にも参加している事により、デヴィッド・ボウイのファンにも愛されているジャズ・サックス奏者のドニー・マッキャスリンは、新しいシングル「What About The Body」をリリースした。後日公開の未タイトルアルバムも今年中にリリースされる予定だ。

モテマ・ムージックからリリースされた当シングルは、ナショナル・パブリック・ラジオによると「大胆でエキセントリックなアート・ロック・シングルであり、色々なジャンルの要素を取り入れている」。ヴォーカルにライアン・ダール、ベースにティム・ルフェーヴル、キーボードにジェイソン・リンドナー、ドラムにザック・ダンジガーが参加している。ドニー・マッキャスリン、ライアン・ダール、ティム・ルフェーヴルが曲を書き下ろした。

カリフォルニア州のサンタクルーズ育ちだが、1991年からニューヨークを拠点に活動しているドニー・マッキャスリンは今年の秋にツアーを発表した。彼と彼のグループは7月のはじめから9月の間に行われる幾つかのジャズ・フェスティバルにも出演が決定している。その後9月10日から10月6日までアメリカでライヴを行う予定だ。さらに10月10日のフランス公演からはじめ、10月30日のイギリスのマンチェスターでの最終公演となるヨーロッパツアーも予定されている。

ドニー・マッキャスリンは、デヴィッド・ボウイとの共演するまで20年以上の音楽キャリアを築いてきたサックス奏者だ。ゲイリー・バートンとの4人組みの一人として参加した経歴や、マリア・シュナイダー、デイヴ・ダグラス、ダニーロ・ペレズ、ブライアン・ブレイド、ザ・ジル・エヴァンズ・プロジェクト、そしてステップス・アヘッドなどとのコラボレーションを果たしている。ドニー・マッキャスリンは2006年にチェンバー・ミュージック・オブ・アメリカ・ニュー・ワークス・グラント、2008年と2009年にはダウン・ビート・クリティックス・ポール(ジャズ評論家による投票)でライジング・スター部門に選ばれた。

今月のはじめ、ドニー・マッキャスリンと彼のグループはニューヨークのセントラルパークのサマー・ステージで特別にパフォーマンスを行い、アンサンブル・エル・ピー・アールが演奏した『Blackstar』をさらに編曲したバージョンを披露した。ドニー・マッキャスリンのグループはエヴァン・ジポリンが率いる、ソロ・チェリストのマヤ・ベイザーを含むニューヨークのトップ・ミュージシャンで構成されている。グループ名はドニー・マッキャスリンが拠点としているニューヨークにあるライヴ会場のル・ポワッソン・ルージュが由来だ。

Written By Paul Sexton


 

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