トム・ペティの死後初めてザ・ハートブレイカーズのメンバーが集結、自閉症を支援する慈善コンサートでパフォーマンス

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スティーヴン・スティルス夫妻が大学生の息子ヘンリーを含む自閉症の人々を支援する目的で初めたチャリティー・コンサート “Light Up The Blues”が5度目の開催を迎え、ロサンゼルスのドルビー・シアターに豪華スターたちが集結した。

「頼りになる友人たちと強い関心を持つプロの皆さんが私たちの信念に共感してくれたおかげです」とスティーヴン・スティルスは観客に語りかけた。「妻クリスティンと私は数々の異なる診断や、次々に出現する情報の中を闘い抜き、試行錯誤を繰り返しながら、息子にとってより良い生き方につながる道を見つけ出すことができました。おかげで彼は今、大学に通っています」と伝えた。

チャリティー・コンサートはニール・ヤングとスティーヴン・スティルスの共演を含め、歴史的な瞬間で溢れていた。ヘッドライナーを務めたニール・ヤングが「I Am A Child」や『After The Goldrush』収録のヒット曲「Birds」を含む4曲のセットを披露したのちに、自分の“ブラザー”をステージに呼びたいと話し、スティーヴン・スティルスとハウス・バンドをステージに上げて「Long May You Run(邦題:太陽への旅路)」とバッファロー・スプリングフィールドの「For What It’s Worth」「Mr. Soul」の3曲の見事なセットを披露した。するとデュオは、ラインナップに発表されていなかったスペシャル・ゲストとして、パティ・スミスをステージに呼び、アンセムの「People Have The Power」で共にジャムを行った。さらにパティ・スミスはブルース・スプリングスティーンと共に書き下ろしたヒット「Because The Night」を披露し、観客は歓喜に包まれた。

 

チャリティー・コンサートはスティーヴン・スティルスがオーガナイズし、コメディアンでミュージシャンのジャック・ブラックがMCを務めた。ライヴではさらにシェリル・クロウベック、フォークのレジェンドであるジュディ・コリンズ、そしてバート・バカラックによるパフォーマンスが披露された。

もうひとつのリユニオンは、スティーヴン・スティルスがマイク・キャンベル、ベンモント・テンチ、そしてスティーヴ・フェローンを含むザ・ハートブレイカーズの残されたメンバーと共に感動的な「I Won’t Back Down」を演奏したことだ。10月にトム・ペティが急死してから初めて行ったパフォーマンスだった。

 

トム・ペティの魂はその場で強く感じられ、ジュディ・コリンズとスティーヴン・スティルスはトラヴェリング・ウィルベリーズの「Handle With Care」を演奏し、コリンズは続けてジョニ・ミッチェルへのトリビュートとして「Both Sides Now」をソロで披露した。

その他のスペシャル・ゲストにはベックが登場し、非常に高評価だったアルバム『Sea Change』に収録されている「Guess I’m Doing Fine」を美しく演奏、さらに自身のキャリアを決定的なものにしたヒット曲「Where It’s At」の感動的なパフォーマンスも披露した。

さらに伝説的な作曲家であるバート・バカラックも登場。彼は近年公の場で演奏することはほとんどなかったが、彼の娘も自閉症のために参加した。間もなく90歳の誕生日を迎えるバート・バカラックはシェリル・クロウのステージでピアノを演奏し、映画『A Boy Called Po』のサウンドトラックから「Dancing With Your Shadow」を披露した。

 

そしてジャック・ブラックとスティーヴン・スティルスの息子、クリスを筆頭にクイーンの「Bohemian Rhapsody」を観客も一体となって合唱するシーンもあった。ロックの大物たちが珍しい形で集結した一夜だった。

Written by uDiscover Team


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