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クラプトン主催のクロスロード・ギター・フェスティヴァルが豪華限定本になって発売

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およそ15年におよぶエリック・クラプトンのクロスロード・ギター・フェスティヴァルの歴史が手作りの豪華な本として発売される。イギリスのジェネシス出版はカスタムの限定版の本の制作に力を入れており、複数のアーティストが集うこのイベントのオフィシャルな記録として『Sunshine Of Your Love – Eric Clapton’s Crossroads Guitar Festivals 1999 – 2013』を発表、2018年3月に発売する予定だ。

36,000ワード、200ページ以上ある本作には、350枚以上もの写真が含まれており、さらにエリック・クラプトンと、ともに貢献した仲間たちのインタヴューや思い出を見ることができる。その仲間には、ゲイリー・クラーク・ジュニア、シェリル・クロウ、アンディ・フェアウェザー・ロウ、サニー・ランドレス、タジ・マハール、ジョン・マクラフリン、ロビー・ロバートソン、デヴィッド・サンボーン、カルロス・サンタナとジョー・ウォルシュが名を連ねる。

クロスロード・ギター・フェスティヴァルは、エリック・クラプトンがシェリル・クロウ、ボブ・ディラン、メアリー・J.ブライジとサクソフォニストのデヴィッド・サンボーンを集め、彼が運営するリハビリテーション施設で、アンティグアにあるクロスロード・センターの基金を集めることを目的とし、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンでイベントを行ったことに端を発した。続けて2004年にダラス、2007年と2010年にシカゴ近郊、2013年に再びマディソン・スクエア・ガーデンで開催している。 

「一人ずつ、自分のヒーローが同じ部屋に入ってきたんだ」とエリック・クラプトンは本の中で述べている。「何をするって?ただ演奏するだけだよ、心をさらけ出して」。さらに「3人か4人の他のミュージシャンと対等の土俵で、ただみんなと一緒に座っていることほど最高なことはないよ。その場にボスは存在しないんだ」。

この本『Sunshine Of Your Love』は世界中で2,000部の限定発売で、それぞれに少なくとも2人のフェスティヴァルのパフォーマーのサインが入れられている。より需要の高い350部のみ発行された“コレクター・コピー”はすでに完売しており、これには7インチのピクチャー・レコード盤にエリック・クラプトンの1999年のクロスロードでの「Wonderful Tonight」と2013年の「Got To Get Better In A Little While」の演奏が収録。さらに特別にデザインされたクロスロードの布製ギター・ストラップが含まれている。

「私はワールド・ミュージックと呼んでいるけど、それはブラザーフッド(兄弟の絆)なんだ。ギター・プレイヤーはお互いに競い合わない。スポーツは競争だけど。音楽は共存なんだ」とカルロス・サンタナが本の中で述べている。バディ・ガイは「エリックは、ギター・プレイヤーにとって本当に素晴らしいことをしてくれている。ここに参加できるなんて、誰だって喜ぶよ」。さらにジミー・ヴォーンは「エリック・クラプトンとB.B.キングとこれだけの人たちと一緒に演奏できるってなったら、もう考えちゃダメだよ、とにかく楽しまなきゃ」。

2013年に行われたニューヨークでのライヴについて、ゲイリー・クラーク・ジュニアは「マディソン・スクエア・ガーデンで演奏できるのは本当に特別だったよ。ニューヨークであれだけの人たちとあれだけの音楽に囲まれて、本当に素晴らしかった」と話した。ジョン・メイヤーは「クロスロードに来ると、同じ言語を話す人たちと自由に会話できるのと同じなんだ」と語っている。

Written by Paul Sexton


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