再生回数10億越えを記念して、ライヴ・エイド公式YouTubeにて特別番組が24時間限定配信

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Dire Straits/Sting photo: Pete Still/Redferns

バンド・エイド(Band Aid)は、公式YouTubeチャンネル“Live Aid”と“Live8”の総再生数10億回超えを記念して、1日限りの配信イベントを開催することを発表した。同イベントでは、1985年に開催された伝説のチャリティ・コンサート“ライヴ・エイド”からのパフォーマンス映像などを含む特別プログラムを24時間限定で無料視聴することができる。

この特別プログラムは、“Live Aid”と“Live8”の公式YouTubeチャンネルで、日本時間12月29日(水)午前2時から翌日の同時刻までストリーミング配信され、視聴の度にバンド・エイド・トラストへの寄付が行われる仕組みだ。

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同特別プログラムでは、エチオピアの飢餓救済のために、イギリスとアイルランドの音楽界のスーパースター達が集結し、1984年にリリースされたチャリティ・シングル「Do They Know It’s Christmas?」を経て、“バンド・エイド・チャリタブル・トラスト”の設立から現在に至るまでのバンド・エイドの歩みが紹介される他、新たに収録されたインタビュー映像、新規ミックスされた1985年の“ライヴ・エイド”からのパフォーマンスやドキュメンタリー映像などが公開される予定だ。

今回の配信イベントの旗振り役のひとりであるマーク・ノップラーは、自身のインスタグラムで、ダイアー・ストレイツ(Dire Straits)として出演したライヴ・エイドでの記念すべきパフォーマンス映像もフィーチャーされることを予告。

1985年7月13日午後6時にウェンブリー・スタジアムのステージに立ったダイアー・ストレイツらは、ゲスト・ヴォーカリストにスティングを迎え、 「Money For Nothing」や「Sultans of Swing」の11分に及ぶ壮大なヴァージョンを含む19分のパフォーマンスを披露した。

メイン会場となったウェンブリー・スタジアムに加え、米フィラデルフィアのJFKスタジアムをはじめとする世界各地の姉妹会場から世界110カ国へ生中継されたライヴ・エイドは、最終的にアフリカの飢餓救済のために総額1億2500万ドル(当時のレートで約280億円)以上を寄付金を集め、コンサートの総視聴者数は10億人以上と推定されている。

今回の配信イベントの予告編映像には、同じくアフリカへの経済支援を訴えるために、2005年7月2日に日本を含む世界10都市で同時開催され、また同年7月6日からのG8首脳会議にあわせてスコットランドでも開催されたもうひとつのチャリティ・コンサート“Live 8”より、英ロンドンのハイド・パークで行われたロビー・ウィリアムスによる名バラード「Angels」のパフォーマンス映像がフィーチャーされている。

また、イギリスの“”Make Poverty History(ホワイトバンドプロジェクト)”と“Global Call to Action Against Poverty(貧困をなくすためのグローバルコール)”キャンペーンを支援するために再び世界各地で開催された2008年度版“Live 8”のロンドン公演では、ロジャー・ウォーターズと再会を果たしたピンク・フロイドをはじめ、ザ・フー、ポール・マッカートニー、U2、エルトン・ジョン、アニー・レノックス、R.E.M.など、多くのアーティストが出演した。

Written By Paul Sexton




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