デフ・レパードが“アメリカズ・ゴット・タレント”で披露した「Pour Some Sugar On Me」映像公開
デフ・レパード(Def Leppard)が、現在シーズン20の準々決勝が行われている“アメリカズ・ゴット・タレント”に出演し、代表曲「Pour Some Sugar On Me」を披露した。
背後に炎が燃え上がる演出で演奏は文字通りの熱気を帯び、観客はバックスクリーンに映し出された歌詞に頼ることなくほぼ全編をシンガロング。バンドはその圧巻のステージで、“ロック界のレジェンド”たる存在感を改めて示した。
パフォーマンス後、司会のテリー・クルーズがジョー・エリオットに出場者へのアドバイスを求めると、彼はシンプルに「夢を追い続けろ」と答えている。
「Pour Some Sugar On Me」は1987年のアルバム『Hysteria』からリリースされた2つのシングルのひとつで、米シングル・チャート(Billboard Hot 100)で最高2位、母国イギリスでもトップ20入りを記録した楽曲だ。
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デフ・レパードは現在北米サマー・ツアーの真っただ中で、5月15日にプエルトリコのサン・フアンで幕開け、8月31日のバージニア州バージニア・ビーチで閉幕する同ツアーには、ブレット・マイケルズ、ザ・ストラッツ、エクストリームがゲストとして出演している。
バンドは先日、このツアーの舞台裏を追ったYouTubeシリーズ「Behind The Tour 2025」のエピソード7を公開。この最新映像には、メンバーが1969年にオリジナル・ウッドストックが開催されたニューヨーク州ベセル・ウッズを訪れる様子や、サラトガ・スプリングス公演で当日訃報に接したオジー・オズボーンとの思い出を振り返る場面などが収められている。
1980年代にオジーの“Blizzard of Ozz Tour”に帯同した彼らは、この日のステージでオジーへのトリビュートとして、ブラック・サバスの1972年のシングル「Changes」のカヴァー・パフォーマンスを披露。映像の最後は、北米ツアー前編の最終日となったセント・ジョンズ公演の模様で締めくくられている。
デフ・レパードは先月、ラスベガスのコロシアム・アット・シーザーズパレスでのレジデンシー公演を発表した。同公演は、2026年2月3日から28日まで、毎週火・木・土に行われる予定だ。
Written By Sam Armstrong
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